広告文というものは文字数が限られています。
その限られた文字数で、成果の出るような広告文を作るにはどのような工夫が必要なのでしょうか。今回は、訴求力を上げる広告文の作り方と、その補助をしてくれる広告表示オプションについてお伝えします。
1.わかりやすい4パターン
価格訴求型
具体的な価格を提示して、どれだけお得なのかをアピールします。
例)30%オフ/○○円/初回無料 など
機能訴求型
他のサービスよりもいかに優れているか、メリットがあるのかをアピールします。
例)予約なしでも対応/要望に合わせて施術 など
希少性訴求型
期間や回数などの限定的なサービスを具体的な数字でアピールします。
例)先着20名様限定/3月中キャンペーン中 など
ブランド訴求型
すでに認知度のあるステータスやブランドをアピールします。
例)海外でも人気の施術/○○でも認められている○○を使用 など
いずれにしても曖昧な表現ではなく、具体的な数値や言葉でアピールする
というのがポイントです。例えばキャンペーンの終了について「もうすぐ終わり」よりも「あと15時間で終わり」と言われた方が、より強い購買意欲を引き出すことができます。
2.キーワード自動挿入機能
広告文と入札キーワードがぴったり合うのが理想的です。
ただし、それだけ広告グループと広告文を増やす必要があり、非常に手間が
かかります。この機能を使用することで大幅にその労力を削減できます。
タイトルや広告文の一部に特殊な記号を入れると、その部分にキーワードが自動で
挿入されます。
例){KeyWord:都内治療院}来院
【{KeyWord:都内治療院}の部分に自動挿入。】
つまり、入札キーワードをユーザーが検索した場合、そのキーワードを含んだ広告文で広告が表示されるということです。入札キーワードが長すぎる場合は代わりに{ }内のキーワードが表示されます。
自動挿入は便利ではありますが、広告文が日本語として不自然にならないように、
実際に検索エンジンで入札しているさまざまなキーワードでチェックしておくことをお勧めします。
3.サイトリンクオプション
(Google AdWordsでは「サイトリンクオプション」
Yahoo!プロモーション広告では「クイックリンクオプション」)
リスティング広告では、広告が画面上部に表示される場合(広告が上位の表示)のみ
ウェブサイトのリンクを複数追加することが可能です。通常設定したリンク先以外に
さらに同一サイト内の複数のリンクを追加が可能です。
・ 設定:Google Adwords・Yahoo!プロモーション広告ともに
「キャンペーン」→「広告表示オプション」
これを設定するだけで広告の表示欄が縦に広がって言葉も増えるので
クリック率の上昇も見込めます。特にGoogle AdWordsならサイトリンクが
2行になる場合もあり、目にも留まりやすくなります。
実際に試してみて、その他の詳細もチェックしてみてください。
4.コールアウト機能
Google AdWords限定の機能ですが、この機能も広告が画面上部に表示される場合
(広告が上位の表示)のみ商品やサービス情報が広告文の下に追加で表示されます。
サイトリンクと似ていますが、リンクにはなっておらず、この部分をクリックしても
サイトに移動しません。。単純に表示できる情報の量が増やせる、ということです。
設定は同様に「キャンペーン」→「広告表示オプション」で可能です。
これらのオプションで追加できるのは、わずかな文字数ですが、少ない広告文を補助するとても貴重な機能です。特に上位表示したときの、広告表示オプションによる表示面積の大きさは、クリック率に大きな作用を与えますので、必ず設定しておきたい機能です。