ユーザーが何かを検索したときに検索結果に出てくるのが広告文です。
タイトル15文字・説明文38文字(文字数は今後変更する可能性もあり)です。
広告グループごとに設定ができるので、ユーザーの検索体験を最大化するためには広告グループに合った広告文にすることが大切です。
勝てるポイントを探す
数ある広告の中から自社の広告を見てもらうためには、競合他社がまだできていない部分で、ユーザーが求めている自社が提供できる価値・メッセージを見つけることがポイントです。これはスイートスポットと呼ばれます。
◆スイートスポット
1.ユーザーの求めているものは何か
広告文では「ユーザーが求めている情報がこのサイトにある」ということを伝えることが大切です。そこでキーワードが重要になってきます。
お客さまに「○○(キーワード)を知りたいのだが」と聞かれたと考えて、それに対してどう返せば良い反応が返ってくるのか、かつどんなランディングページならお客さまの期待を裏切らないのか、ということを考えてみましょう。そのために、キーワードそのものから広告文を考えるのではなく、キーワードからユーザーが求めていることが何なのかを考えて、そこから広告文を考えていくのがおすすめです。
例)
ユーザーは具体的なメリットを知りたいはすです。ただの情報収集であったとしても、ほしい・利用したいと思ってもらえるように、使用・利用後の先を思い描いてもらえることが重要です。
2.表現のパターン
ユーザーが求めているものがわかったら、それを表現していく必要があります。
同じ商品やサービスでも、どんな表現をするかで効果も大きく変わってきます。
◆ユーザーの不満や現状に訴える→独学の英語学習に挫折した方必見
◆サービスの強みを伝える→ネイティブ講師がマンツーマンで教えます!
◆使用・利用の背中を押す→今なら入会金無料!1月末まで
◆使用・利用後の未来を伝える→英語習得であなたの年収もアップ?!
ユーザーの動きや感情を考え、どこかに焦点を当てて考えていくと考えやすいかもしれませんね。
3.テクニック
基本はできているのになかなかクリック、コンバージョンにつながらない、という場合にはちょっとしたコツがあります。
検索キーワードを入れる
検索されたキーワードが広告文にあると、その単語は太文字で表示されます。
太文字で表示されれば、目立つことでクリック率も上がります。
具体的な数字
「今だけ70%オフ」「20万人が利用」などのように具体的な数字を入れましょう。
メッセージが具体的になり、説得力も出てきます。
記号を効果的に使う
「今だけ無料!!」「(今だけ)無料」など、感嘆符やカッコなどで装飾する。
目を引きやすくなり、伝えたいワードがより目立ちます。
広告表示オプション機能の利用
広告文に電話番号や複数のリンクを設置できます。
広告文の基本「タイトル15文字・説明文38文字」以外の訴求が可能になり、ユーザーにとっても利便性が上がります。
4.改善する
広告文が完成したら、ついに運用です。
本当に効果のある広告文になっているかどうかは、実際のユーザーの反応を見てみるしかありません。ユーザーの反応を見ながら、A/Bテストをして改善をしていきましょう。
リスティング広告では、1つの広告グループに複数の広告文を入稿できます。
その場合は、効果が1番良い広告の表示回数が自動的に徐々に増えていくようになっています(常に一定の割合で表示させる設定も可能)。
常に複数の広告を入稿して、効果の悪かったものは新しいものに変え、また違いを見ていくことを繰り返していきましょう。これをすることで、効果は飛躍的に上がっていくはずです。
A/Bテストの例
1回目:訴求内容をテストして最適なものを探す
2回目:タイトルの表現パターンをテストする
3回目:説明文のパターンをテストする