YouTube広告に興味があるのですが、いくつか種類があり、どれを使うと効果的なのかよくわかりません。オススメの広告形態があれば教えてください。
1. YouTube広告
2022年に入り、かなり活発化してきているYouTube広告ですが、おおまかに言うと6種類の広告形態があります。
・ True Viewインストリーム広告
・ True Viewディスカバリー広告
・ バンパー広告
・ アウトストリーム広告
・ マストヘッド広告
・ オーバーレイ広告
それぞれどんな広告なのかは、また改めてご紹介します。
この中のTrue Viewインストリーム広告は、単にインストリーム広告とも言ったりしますが、みなさんもよく耳にするのではないでしょうか。
2.インストリーム広告って?
動画再生中に配信される動画広告で、動画枠内に表示される広告です。動画広告の中でも1番活用され主流になっていて、スキップできるタイプとスキップできないタイプの2種類があります。
スキップできるタイプ(スキッパブルタイプ)
最初の5秒を過ぎるとスキップが可能になる動画広告です。そのため、この「最初の5秒」が重要になります。動画自体は5秒に収める必要はなく、5秒を過ぎるとスキップボタンが表示されます。
スキップできないタイプ(ノンスキッパブルタイプ)
15秒、30秒程度のものが多く、スキップはできません。
(ただし2018年に、30秒のノンスキッパブルタイプのTrueViewインストリーム広告は廃止が発表されています。)言ってみればテレビのCMのようなものですが、視聴する側は見たい動画をCMによって中断させられてしまうようなものなので、ストレスを感じたり、ネガティブなイメージを持ってしまう可能性もあります。ここは注意が必要です。
3.バンパー広告って?
バンパー広告というのは、2016年に提供が開始された比較的新しい広告で「スキップできない6秒以内の動画広告」です。バンパー広告の場合は、広告が流れてから本編の動画が流れます。インストリーム広告のスキッパブル広告に似ています。
4.おすすめはバンパー広告
弊社でオススメしているのが、このバンパー広告です。
表示単価が安い
1回の表示単価は0.5円~1円程度なので、仮に広告費を1万円で設定すれば月間1万回~2万回程度は表示できる計算です。とても費用対効果が良い広告です。
内容に集中してもらえる
スキップできる広告には、スキップボタンが表示されます。スキップボタンが表示されると、どうしてもスキップボタンに意識が向いてしまい内容が印象に残りにくくなります。
バンパー広告は6秒という長さで短く、スキップボタンも表示されないので視聴側のストレスを軽減して、内容に集中してもらうことができます。企業の多くも活用していて、認知度のアップにも貢献しています。企業にとっては、認知度を上げるとともに視聴者に「YouTube広告で見た企業だな」という印象を残して、信頼感を与えてコンバージョンのハードルを下げる効果にもなります。
バンパー広告はクリックできるように設定することも可能で、「詳細はこちら」というボタンでLPに遷移するということもできます。弊社のクライアントでは、実際にこのクリックからLPに遷移して来院につながるケースも出てきています。現時点ではデータを取っている段階ですが、思いのほか効果が感じられます。