広告を出し始めたのにお客さまから反応がない、と感じていませんか?初めて広告を出した人なら、この状態にやきもきしているかもしれませんね。経験者でも、振り返ってみるとこの時期はとても苦しい時期だったのではないでしょうか。この時期に諦めてしまい「PPC広告はやっぱり意味がないんじゃないか?」とやめてしまう人も多いのですが、この時期をどう乗り越えるか、これがとても重要になります。今回は、こんな状態をどう乗り越えればいいのかについて解説します。
1.キーワードは「3ヶ月」
すぐに反応があることはもちろんありますが、残念ながら最近ではめったにありません。
とにかくまずは3ヶ月続けてみてください。なぜ3ヶ月かというと、これまでの経験上3ヶ月ぐらいから成果が出るケースが多いのです。基本的に1ヶ月目は認知、2ヶ月目は比較検討、3ヶ月目にアクション、という流れで成果に繋がっていきます。
2.反応までのステップ
1ヶ月目は「認知向上」がメイン。まずは「こんなところがあったんだ」とお客さまに店舗のことを認知してもらわなければなりません。ある程度認知してもらえるようになるまでには時間も必要です。
2ヶ月目くらいになると、いろいろな他社サイトと比較検討されるようになってきます。この期間にHPを訪問して「ここ良さそうだな」と思ってもらえれば、候補に入れるお客さまが少しずつ増えていっているイメージです。
そして3ヶ月目。アクションとして予約の電話が鳴り始めるようになります。
3.認知からアクションまでのタイムラグ
このように、アクションが起こるまでにはタイムラグが発生します。広告費を増やせば、この認知からアクションまでの時間を短縮することはできるので、資金的に余裕がある場合はスピードアップして、マーケティングデータを集めていくというのも1つの方法として考えみるのも良いでしょう。
4.もしこの3ヶ月を乗り越えられなかったら?
この期間を乗り越えられず諦めてしまったとしたら、どうなるでしょうか?
PPC広告以外でも、ポータルサイトに行ったり、チラシを使って集客したりと集客の方法はありますが、これではPPC広告を使った集客の成功パターンを作ることができません。せっかくWebマーケティングにチャレンジしても、うまくいかないことでまたリセットされてしまい、また新たに始めてみても3ヶ月でやめてしまってリセットされ、一から始める、というサイクルの繰り返しになってしまいます。これを繰り返すのは、コスト面でも時間の面でもムダな労力です。ぜひ、まず3ヶ月というイメージで続けてみてください。
まとめ
とにかく諦めないで続けること、とは言え、まったく成果が出ない状態が3ヶ月以上続いている場合は、少し注意が必要です。何か別の問題がある可能性もあります。HPや狙っているターゲット、価格設定などに問題があるかもしれません。別の要因で比較検討に負けてしまっている可能性もあるので、主にHPを中心に競合他社と見比べてみてください。何かうまく伝えられていないことがないか、負けているところはないかなど、見直してみましょう。