これまでにも、何度かGoogle広告の決済方法は変わっています。2022年にペコリスの動画でもご紹介したことがありますが、ここ最近は落ち着いてきたようです。そこで今回は改めて、Google広告の決済方法2024年版をお伝えします。
1.10万円未満の広告費決済の場合
それでは、実際の画面から広告費の決済を確認してみましょう。
管理画面を開き、左側の「料金」の中の項目から「概要」を選びます。
このような画面が開き、月ごとの請求金額、上の方には当月の金額が表示されています。請求金額を確認するために先月の請求を見てみましょう。
下の方にスクロールしていくと履歴が出てきます。さらに8月分の右側にある下向きの矢印をクリックすると、先月にあたる8月の請求の詳細を見ることができます。
8月の請求内容が表示されるので、「支払い」をクリックします。すると8月1日付けで、91,690円が決済されているのがわかります。ただ、これは実際には7月分の広告費です。
7月分の広告費は「純費用」というところを見るとわかります。同じく91,690円となっており、7月に使った広告費が8月1日に請求されていることが確認できました。
このように10万円未満の広告費は、使った月の翌月1日に決済されていることがおわかりいただけるでしょう。これが決済の基本形です。
2.10万円以上の広告費決済の場合
決済方法は10万円未満と超える場合で変わり、超えた場合はその時点で即決済になります。
わかりやすいようにイラストで見てみましょう。
上は、広告費として9万円を利用した場合。
1か月の利用額は10万円未満なので、翌月1日に決済される基本形です。
イラストでもわかるように、10万円未満というのは税込み金額です。税込みで10万円を超える場合は、超えた時点で決済されるという仕組みです。つまり、超える場合は月内に10万円に達した時点で決済され、月末までの10万円に達していない残りの金額が翌月1日に決済されます。
たとえば広告費が11万円の場合は、月内に1度10万円に達した時点で決済、残りの1万円が翌月1日に決済されるということになります。
まとめ
使った広告費のすべてが翌月1日に決済されるのであれば、利用額と支払額は簡単に確認することができます。ただ、Google広告の場合は「10万円単位で決済」という仕組みになっているので、翌月に決済の一部がずれ込んでしまうということが起きてしまいます。当月利用分とカード決済額が合わないことがあるのはこのためです。このことを理解しておくと慌てることもないでしょう。