以前の「リスティング広告と品質スコア」でもご紹介したように、
広告が上位に表示されるには「入札価格と品質スコア」が重要です。
入札価格は予算にもよりますが、品質スコアは改善の余地があります。
品質スコアを上げるためには、「広告のクリック率を上げる」ことが必要でした。
そこで1番シンプルな方法は
「検索されるキーワードと広告文がマッチする」ということです。
1つのグループには、1つの広告文が対応します。
また、広告グループを分ける基準は、
「実際に検索されるキーワード」と意識しましょう。
1.よりピンポイントに分ける
例えば宿泊施設なら「伊豆 ホテル 口コミ」など、
いくつかよく検索されそうなキーワードを挙げてみます。
この時、「ホテル」「旅館」は同じように思えますが、
ホテルを好む人もいれば、旅館を好む人もいます。
それぞれの検索ユーザーにピンポイントの広告グループを作ることで、
より広告クリック率を上げ、品質スコアが上がりやすくなります。
2.関連のあるキーワードのみに
つい1つの広告グループにたくさんのキーワードを入れ込みたく
なってしまうと思いますが、広告グループに設定した広告文と
関係のないキーワードは極力入れないようにします。
3.広告文をぴったり合わせる
検索キーワードと広告文がぴったり合うような組み合せを考えます。
例)
グループ 広告文 検索キーワード
静岡 ホテル 静岡の格安ホテルの予約なら 静岡 ホテル
静岡 ホテル 格安
静岡 ホテル 予約
静岡のホテルを探している人にはぴったりですが、
仮に伊豆の旅館を探している人にとってはピンポイントにはなりません。
グループ 広告文 検索キーワード
伊豆 旅館 伊豆の格安旅館の予約なら 伊豆 旅館
伊豆 旅館 格安
伊豆 旅館 予約
キーワードのバリエーションを増やしたい場合は、それに合わせて
「広告グループ+広告文」も増やしてみます。
まとめ
基本は「1つの広告グループ+1つの広告文」。
実際に検索されそうなキーワードを意識してグループを作り、
広告文と検索キーワードがぴったり一致するような組み合わせを考えます。
キーワードに合わせて「広告グループ+広告文」を増やすように意識すれば、
ある程度品質スコアを上げることも期待できますよ。