1.アフィリエイトとは?
「成果報酬型」と言われる広告で、購入・登録などの成果に対して費用を支払います。
そのため、成果が発生しなければ費用は支払う必要がありません。
アフィリエイト広告の出稿手順
「掲載の条件は広告の出稿側で決め、広告を掲載するかどうかはサイト運営者が決める」ということろが他の広告と違います。
アフィリエイトサイト掲載に必要な情報
● 商品情報(どんな商品/サービスか)
● 成果地点(何をもって「成果」とするか)
● 報酬単価(1件の成果に対しての報酬単価)
この情報を元にサイト運営者がどの広告をどのように掲載するのかを決めます。
一般的にアフィリエイト広告は低リスクと言われ、上手に運用すれば成果を上げることができ、実際に収益を上げている企業もあります。ただその一方では、「いつか紹介してくれるだろう」「報酬単価が高額ならばいいだろう」と思っても成果がなく、ASPの月額システム利用料を払い続けるだけになってしまっている、ということも多々あります。
2.成果が出るまでの流れ
1.ASPに登録する
2.アフィリエイタ―に知ってもらえるように依頼する【ASPと一緒に】
3.広告掲載したいというアフィリエイトサイトからの申請を承認/却下する
4.広告掲載数を増やす施策をする【ASPと一緒に】
5.よりコンバージョンが出るように目立つ位置に掲載してもらう【ASPと一緒に】
6.発生した成果を承認/却下する
ASPに広告登録をする際「却下条件」を設定する必要があり、その条件に当てはまる場合は、成果を却下して報酬を支払う必要はなくなります。システム上で成果が確認できても後日キャンセルされたり、虚偽情報が登録されている場合なども、却下することができます。
3.アフィリエイトサイトの種類
アフィリエイトサイトにはさまざまな種類がありますが、特徴で分けると下図のように分けられます。
トラフィックが多いサイトは「トップメディア」と呼ばれ、あまりトラフィックがないサイトは「テールメディア」と呼ばれます。それぞれのサイトの種類と特徴を見てみましょう。
商品やサービスの比較サイト
ランキングで比較、スペック情報で比較するなど
いろいろな商品をスペックや値段で比較するサイトで、アフィリエイトでは主流です。
トップメディアでは「○○比較」「○○ ランキング」のようなキーワードが多く、テールメディアでは「○○県 ×× おすすめ」「40代 ○○ おすすめ」などの3語以上のキーワードで集客するケースが多く見られます。
情報サイト
商品を探しているわけではないが、商品/サービスに関連するノウハウやコツなどを求めるユーザーを集めて、商品購入やサービス利用を促すサイトです。比較サイトでノウハウ的な記事を一緒に紹介しているところもあります。
口コミサイト
その商品の評判を知りたがっている人を集客し、その人たちに商品購入を促すサイトです。口コミや評判から、商品名でランキング付けして購入を促すサイトもあり、比較サイトを兼ねている場合も多くあります。
ブログサイト
読者モデル、ママブロガーなど、いわゆるファンを抱えたブロガーと呼ばれる人たちが商品を紹介し、読者に対して商品購入やサービス利用を促すサイトです。ブロガーごとにファン層も違うため、ファン層にあった商品紹介をしていきます。
以前はステルスマーケティング(芸能人などの著名人がブログで宣伝と分からないように隠れて宣伝するもの)というものがありましたが、最近では宣伝記事に対しては「PR」の表記をして宣伝であることを明示する傾向になっています。
ポイントサイト
購入や会員登録をしたユーザーに、現金やウェブマネーに変えられるポイントを還元するサイトです。利用者は「安く商品が手に入る」「サービスにお得に登録できる」などのメリットがありますが、ポイント利用目当てのユーザーも一定数いるのが現状です。
その他のサイト
アフィリエイトサイトの集客方法は広がってきています。
● メルマガ会員経由
● Facebook広告/Twitter広告/ディスプレイ広告経由
● キュレーションメディア(Gunosyなど)サイトの広告経由
● Instagram
新しい方法がどんどんと取り入れられているので、最近の傾向や状況についてASPと密に情報交換をして現状に追いつくことが大切になってきます。