2023.06.15
自分で広告を運用していると、何が正解かわからなくて不安になりますよね。
治療院ならCPA獲得単価はいくらにするべきなのか、今回は治療院に向いているCPAについて解説します！
１．指標はCPA
自分だけで運用していると、比較するものがなかなかないために「もっとやれるのではないか？」とエスカレートしてしまいがちです。限界を決めないということはとても大切なことですが、正解が分からない状態でチャレンジし続けることで、せっかくの良い設定を崩してしまうことにもなりかねません。そこで１つの正解となるのが「CPA:顧客獲得単価」です。治療院で言えばお客さまの来院単価です。
２．ポイントはCPA 7,000円
インターネットのPPC広告の運用には、クリック単価、クリック率、離脱率、コンバージョン率、インプレッションシェアなど、さまざまな指標が出てきますが、まずは「CPA」です。症状によっても色々な基準がありますが、全く指標がないという場合には「CPA 7,000円」というのを基準にしてみてください。この1点に集中して、クリック率が低かったとしても、インプレッションシェアが低かったとしても、CPAが7,000円を下回っていれば「正解」です。
マーケティング用語はたくさんあり、それをしっかりと覚え込まないと成果が出ないものだと思いがちですが、そうとも限りません。CPA:7,000円、これを下回っていれば成果を出すことができます。
３．こんな効果も
症状ごとに見て、たとえば腰痛はCPAが１万円、頭痛は15,000円だとしましょう。「全体のCPAが7,000円」という指標を持てば、基準の7,000円よりも上なのか下なのかで、広告が効率的なのか、非効率なのか判断することができるようになります。
効率の良い症状の広告を伸ばしていったり、ページをどんどん改善して効率の良い症状を増やしていけば広告全体の効率が上がって、CPA自体もさらに下がっていくという良い流れにもなります。
まとめ
広告の善し悪しを決めるのに最も重要なのがCPAです。
このCPAを下げるために、マーケティングではさまざまなテクニックや知識を駆使しています。CPAをしっかりと理解・把握しておけば、ご自分の店舗のマーケティングが上手くいっているのかどうかを判断することができます。
この「CPAを出す」ためには、来店人数をきちんと把握する、広告経由で来店したかどうかをヒアリングする、など、CPAを出すのに必要なデータをきちんと取っていなければ出すことができません。CPAを出すことにたどり着くのには、労力が必要です。もしまだCPAが出せていないという方は、弊社のブログや動画などでも解説していますので、参考にしてみてください。とにかく運用に不安や疑問を抱えている場合は、CPA 7,000円を基準に運用してみましょう。
