1.広告は流れで
これまでご紹介したきたことは、1つ1つが独立したことではありません。
すべて関連づけて、広告に触れる前後を考え、ユーザーのストーリーを作って、それに合わせた広告の選定・改善を繰り返していくということです。メニューやクリエイティブだけに焦点を当ててしまうと、広告がちくはぐになってしまいます。
大切なのは「誰に」「どんなタイミングで」「何を伝えるか」です。
この3つを実現するために、最適な広告を選択してその広告のメニューやクリエイティブを考えていく。。。webの中でどのようにユーザーのモチベーションを上げ、商品やサービスを知ってもらい、購入や登録をしてもらうのか、常に流れを意識するのがweb広告を成功させる鍵になることを忘れないでください。
2.クリエイティブとは?
クリエイティブとは、本来の英語の意味を辞書で見てみると「創造力がある、独創的な、工夫して作った」などの意味があります。最近では「クリエイティブな人」などとカタカナでもそのまま使われることも多いですね。広告やデザインなどの世界では、作品そのものや作品に使われている素材のこと、または、そういった制作に従事する人、または部署を指したりします。
これまで何度も出てきた「クリエイティブ」とは、ここではweb広告で利用する制作物という意味です。ユーザーに対してどのような表現で情報を提供すればいいのか、ということです。ここでは具体的に「広告のバナークリエイティブ画像」と「ユーザーを迎えるランディングページ」について考えてみます。
3.ストーリーでつなげる
バナーやランディングページがきれいなだけでは、広告の効果にはつながりません。
広告に触れる前後も含めて、ユーザーの動きを再度考えてみましょう。
広告に触れるまで、触れた瞬間、サイトに訪れた瞬間すべてがコンバージョンに導くためのストーリーです。
4.ストーリーを元に「ツボ」を考える
では、具体的にストーリーでつなげるにはどうすればいいのでしょうか。
下図のようなフレームワークで考えてみると分かりやすいかもしれません。
バナーは「ユーザーの気になる!」を設計し、ランディングページは「ユーザーの知りたい⇒使いたい」の感情変化を設計する、と考えてみてください。