Googleの広告費は、クレジットカードでの支払いが基本です。
このクレジットカードが不承認になってしまい、決済ができなくなってしまったということはありませんか?カードの不承認の原因というのはいくつかありますので、今回はその原因と対処法について詳しくご説明していきます。
1.不承認になる理由は?
大きくわけて4つあります。
1)限度額の超過
利用限度額に達してしまったため、新たな決済ができない状態になっている場合。
この場合は、個別でクレジットカードに連絡し入金すると、数日後には使えるようになることもあります。詳細は、カード会社に確認してみてください。
2)期限切れ
クレジットカードの有効期限が切れてしまった場合。
この場合は、新しいカードが事前に手元に届いているはずです。再度、管理画面から登録してください。
3)カード会社側で停止した
不審なサイトで決済があった場合など、カード会社の独自判断でカードを停止することがあります。この場合は、カード会社に連絡を取ることで、不審なサイトでの決済に問題がないか確認して再開することが可能です。
4)Google側のエラー
カードに問題がなくても、Google側のシステムの問題でエラーになり不承認になってしまうことがあります。カード会社に連絡をして問題がない場合には、この理由が考えられます。
この場合は、少し時間をあけてから「お支払いボタン」を押して決済できるかを試してみてください。問題なく決済される場合もあります。
2.不承認を確認するには?
クレジットカードが不承認かどうかを確認する画面を開きます。
1.(画面右上)「ツールと設定」クリック
2.「概要」をクリック
3.(左側のメニュー)「お支払い方法」クリックで下図のような画面が表示されます。
画面上には登録されているクレジットカードが表示されています。カードが不承認になっている場合は、ここに赤字で「取引が承認されませんでした」という記載がされています。この画面で、どのカードが不承認になったのかを確認することができます。
さらに、画面左上の上部にも「広告は掲載されていません。支払い期限が過ぎたアカウント残高のお支払い手続きを行ってください。」というアラートが表示されます。管理画面を開けばパッと目に止まるぐらい、目立つように表示されているのでここでも確認が可能です。
3.不承認を確認した後は?
決済に使用されているカードを確認
クレジットカードは、たいていの方が複数枚持っているはずです。まずは、先ほどの画面でどのカードがGoogle広告の決済に使用されているかを確認しておきましょう。
カード会社に問い合わせる
カードの裏には連絡先が記載されているので、そこへ連絡します。もし連絡先がない場合などは、カード会社のHなどで確認できます。
電話で問い合わせる場合は、繋がりにくいことが多いものです。20分、30分、あるいはもっと待たされる場合もありますので、時間に余裕があるときに問い合わせると良いですよ。
4.どう伝えるのが良い?
電話がつながったら「Google広告で登録しているクレジットカードが不承認になった」ことを伝えましょう。このとき、お勧めの伝え方があります。
オススメの伝え方
「Google広告でクレジットカードが不承認になっているのですが現在カードは使える状態ですか?」
このように伝えると、スムーズに進みますよ。伝えた後はオペレーターが確認してくれ、「問題なく使える状態です」「上限額に達したため制限がかかっています」などと現状を教えてくれます。
まとめ
クレジットカードが不承認になると、ちょっとびっくりするかもしれません。ご紹介したように、実は時間がかかってつながった電話でカード会社に連絡を取っても、問題はなく結局はGoogleのシステムエラーだった、ということもあるのです。これはできれば起こってほしくないケースですね。
慌てがちですが、まずはGoogle広告の管理画面からカードを確認し、連絡を取って状況を把握しましょう。カードが問題なく使える状態であれば、数時間置き程度に管理画面から「お支払いボタン」を試してみると問題なく決済できたということもあります。カード会社に連絡を取る前に、1度「お支払いボタン」を押してみると案外解決する場合もあるので、こちらも試してみてください。