Web集客の第1歩は、なんと言っても「現状把握」です。
いま現在で、どんな症状でどれだけの集客ができているのかを知っていないと、対策のしようもありませんよね。今回は、その現状把握のために便利で使いやすい、しかも無料のツール「ペコリージョン」をご紹介します!
1.現状把握のためのデータの取り方
治療院では、紙のカルテを使っている場合も多いかもしれません。
ただ、紙のカルテでは、データの集計をして統計を出すのに労力がかかりますよね。
たとえば、腰痛の患者さんがどれぐらいいるのか、「正」の字を書いて手書きで把握する、エクセルを使ってリストにして人数を集計する、などやり方はいろいろあると思います。そこで大事なのは、わかりやすくて労力があまりかからない方法で、継続してデータを取っていくということなんです。
2.無料ツール「ペコリージョン」とは?
ペコリージョンとは、弊社が開発した無料のコンバージョン集計ツールです。
入力項目がたくさんあると、面倒になったりわかりづらくて続かなくなってしまいます。継続できるように、シンプルな作りで、できるだけ入力項目を減らしています。ペコリージョンで必要なのは、「来院日付」「反響エリア」「検索ワード」の3つだけ。
「問い合わせ」「来院の選択」「Yahoo経由かGoogle経由か」という入力もありますが、来院のみの集計というのを前提にして、広告がGoogleのみであれば、このままのデフォルトの入力でいいので、実際の入力項目は3つだけで大丈夫です。
3.使い方は?
受付の際に、この入力項目を入力してもらうだけです。
これだけでまず最初の「現状把握」ができる便利なツールになっています。これだけで1ヶ月に、どの症状で、どれぐらいの来院があったのか、などを集計することができます。
便利なのは、「3ヶ月」「半年」「1年」など、集計期間を自由に調整するこもできるところです。エクセルなどで月ごとにファイルが分かれていると、一定期間の集計を出したい場合は、串刺し計算をしなければならず、これが意外と大変です。特に「月をまたいだ30日間」というような期間の集計は、エクセルでは手間がかかってしまいます。ペコリージョンなら期間を設定して集計するだけなので、とても使いやすくなっています。
4.症状ごとの費用対効果の検証が可能
弊社では、このペコリージョンを使って症状ごとの費用対効果を検証しています。
実は、Google広告の管理画面上のコンバージョンというのは、電話ボタンのタップ 問い合わせフォームの送信完了などを計測しています。これは、実際に「来店した」コンバージョンとは厳密には違います。そこで「各症状ごとにどれだけ来院があったのか」「各症状でどれだけ広告費を使ったのか」というそれぞれのデータを掛け合わせ、症状ごとに費用対効果の検証を行っています。これをすることで費用対効果の悪い症状が見えてくるので、広告を止めたり、LPの改善をして、全体の集客効果が上がるような取り組みをしています。
まとめ
このペコリージョンは、弊社のクライアントだけでなく、ご契約をいただいていないユーザーの方も自由に使える無料ツールです。弊社と契約されていない治療院の先生方にも、まずはぜひこのツールを使っていただきたいと思います。現状把握をするという習慣ができれば、さらに「集客の効率化」といった次のステップも目指していくことができます。
世の中にはいろいろなツールもありますが、「入力項目が多くて続かない」「今まで集計なんてやったことがない」というような方には特に、ペコリージョンはシンプルで使いやすいツールです。お試し感覚でぜひ使ってみてください!
ペコリージョン
https://peccolision.com/