未経験からGoogle広告を学ぶ５つの方法

広告やったことがない、未経験の人にとっては「セミナーに行きたいが費用が高い」「ある程度知識がないとアルバイトでも働けないのではないか？」など、何からやっていいかわからないというのが１番大きな悩みではないでしょうか。誰でも廻り道はしたくないものです。今回は、かつての初心者がどのように広告について勉強したのかも含め、できるだけ効率的に勉強できる方法をお伝えします。

１．書籍で勉強する

リスティング広告に関する本はたくさん出ています。ただし、古い本は情報や内容が古い場合があるので注意してください。本を読むメリットは、webの情報に比べて内容が体系的で頭に入りやすいということ。Webとの違いは偏見や曖昧な情報は本にはないことです。書籍は、内容に間違いがないか検証された上で出版されています。正しい知識を学ぶことができます。

スマホやその他のデバイスで勉強しようとすると、頭に入って来ないということはありませんか？画面で見て学ぶのが苦手な人には、本やノートに線を引いたり、書いたりすることで頭に入りやすくなるのでおすすめです。

２．アカウントを実際に立ち上げてみる

Google広告のログインページを開いたことはあるでしょうか。未経験の場合は、ログインページがどこにあるかもわからない人が多いはずです。

Googleで「Google広告」と検索すると、このような１番上に検索結果が出てきます。

クリックすると、ログイン画面が表示されます。

右上の「今すぐ開始」ボタンを押すと、広告の初期設定がスタートできます。この今すぐ開始ボタンを押したとたん、さまざまな疑問が出てくるでしょう。どう進めたらいいのかわからないと思いますが、ここで焦る必要はありません。進め方は本などにも載っています。ここで大事なことは「疑問が出てくる」ということです。「疑問が出てくる ⇒本を読む ⇒理解する」この疑問が出てきた時に自分で解決する、という自分の身になっていくプロセスがとても大事です。この手順が非常に身に付くポイントです。「アカウント立ち上げの動画を作ればいいのでは？」と思うかもしれませんが、自分で踏みとどまって調べる「調べる力」をつけることも大切です。

３．Google広告の資格を取る

Googleで「Google広告　スキルショップ」と検索すると、資格のページが出てきます。

いろいろな認定資格がありますが、今回はGoogle広告の資格を開いてみましょう。

開くと、さらに細分化されています。最初は検索広告からでいいので、この資格を取るというのを目標にしてみるのも方法の１つです。結構難しいもので、問題50問のうち80％以上の正答率がないと合格できません。検索の試験をいきなり受けても合格はできないでしょう。勉強が必要になります。

実は下のほうにスクロールすると検索広告について学習する、という箇所があります。上から順番に学習できるeラーニングになっています。これを最後までしっかりと勉強すると、試験に合格できるくらいの知識が身に付きます。

特に先ほどの手順でアカウントを立ち上げた人は、知識がどんどんと繋がっていくのが体感できると思います。実はこれは、代理店も年１回受けている試験です。

４．Googleサポートに電話する

試験に合格してから広告の管理画面を触っていると、「コンバージョンの設定はどうやればいい？」「広告表示オプションは何を設定したらいい？」など、また新たな細かい疑問がいろいろと出てくるでしょう。本でもいいのですが、1度Googleサポートに電話やメールで問い合わせをしてみてください。

「本の通りにやったのにうまくいかなかった」など、本の情報が古くなって新しいバージョンの情報が載っていないこともあります。そんな時にGoogleサポートに問い合わせると、必ず最新の情報で回答してくれます。うまくいかなかったことも、サポートを使うことで解決できます。

５．運用者同士の情報交換

身近に広告を運用している人がいたら、ぜひコンタクトを取ってください。コミュニティなどがあれば、それも活用したいですね。この時、自分がどんなところでつまづいているのか、自分なりの課題をまとめておくということを念頭に置いておきましょう。それについて質問してみてください。課題を自分でまとめておくのは大事なプロセスです。

「何かよくわからない」という声をよく聞きますが、これは何がわからないのかもわかっていない、ということが多々あります。手順を飛ばしていきなり広告の画面を触っているのではないでしょうか。本・試験・サポートなどを活用して、きちんと土台を作って積み重ねていくと、何かよくわからない、ということはなくなるはずです。「ここの〇〇がわからない」というように、わからない箇所が具体的になります。この部分を経験者や運用者に聞いてみると、本には載っていないような経験談も聞くことができたりします。とても有益なのと同時に、「これで良いのか？」という不安も払拭されます。納得して正解を実感できるでしょう。

まとめ

今回の勉強法は、ぜひ１から順番にやってみてください。とりあえずやってみれば大体わかるだろう」というスタートの仕方は、思わぬ出費につながることもあります。資格を取るような気持ちで、腰を落ちつけて勉強してみてください！