ネット上にはさまざまな情報があふれていますが、本当に知りたい情報に自分でたどり着くというのはなかなか大変です。せっかくLINE広告に興味はあっても、結局どう始めればいいのかわからず、自分で調べる余裕はなく、と先送りになってしまっているかもしれませんね。そんな人のために、今回はLINE広告でできる設定について解説します。どんなことができるのかが分かれば、検討することもできます。「先送り現象」から脱出して、1歩前進してみましょう。
1.配信エリア
以前は都道府県単位でしか広告を出せませんでしたが、現在はかなり細かい設定が可能になりGoogle広告並みになりました。
各都道府県・市区町村の単位
「品川区」や「赤坂村」など、かなり細かい単位で設定ができます。
ピンモード
地図上にピンを打ち、そこを中心に半径○kmのように設定できます。1km~50kmの範囲で設定が可能です。
2.ターゲティング
「性別」「年齢」「OS」
年齢は15歳以上65歳まで、5歳区切りで設定ができます。OSについては、LINEは基本的にアプリなのでiPhoneの「iOS」とその他のスマホの「Android」から選択できます。
詳細ターゲティング
ターゲティングの中にあり、ファッション、食べ物飲み物、自動車バイクなどのユーザーの「興味・関心」、さらに「行動」「属性」「購買志向」などで選択することができます。たとえば「行動」なら、よくゲームをしている人、「属性」は配偶者の有無、子どもの有無や年収などです。「購買志向」とは興味関心に似ていますが、〇〇を欲しいと思っている人ということです。
たとえばファッションのように、「アクセサリー」「ラグジュアリー」「バッグ」などさらに細かく選べる項目もあります。
3.オーディエンス
LINE広告では、サイト訪問ユーザーやコンバージョンユーザーに対して「リターゲティング」をすることができます。また、これらのリストを元に、さらに類似ユーザーに対してターゲティングをすることも可能です。
4.配信面
前回にも、11の配信面についてご紹介しました。広告の配信場所自体は11箇所ありますが、その場所を選んだり「ニュースは出したくない」というように配信面を選ぶことはできません、また、レポート上でも、どの配信面にどれだけ表示されたのか、どれだけコンバージョンしたのか、といったことは調べることができません。
ここでご紹介する配信面の選択とは、「LINE」と「LINE広告ネットワーク」を選ぶことができるということです。LINE広告ネットワークとは、いわゆるLINEアプリの中ではなく、提携しているアプリやサイトに広告を出すということです。デフォルトではここにチェックが入っているので、出したくない、出す必要はない場という合はこのチェックを外してみましょう。
5.コンバージョン
通常コンバージョン
コンバージョンタグを埋め、そのタグを踏んだときにコンバージョンとして計測します。
カスタムコンバージョン
ページのURLを指定し、条件を設定して計測します。
カスタムコンバージョンは条件を組み合わせることで、さらにさまざまなコンバージョン計測が可能になります。
どちらのコンバージョンも「Line Tag」という基本になるタグを埋めておく必要があります。
まとめ
LINE広告を出している企業はまだあまりありません。今後はどんどんと増えてくる可能性があるので、他と差別化したいと思っている人は、検討してみる価値があるのではないでしょうか。うまくいけば、会心の一撃になるかもしれません!