広告の運用を自分でするべきか、プロに任せるべきか、迷っている方も多いかもしれません。「迷っている」「これから始めようと思っている」「自分で運用しているが上手くいかない」そんな方はぜひ、プロに任せて本業に集中しましょう!
1.よく耳にする「自分でやってもうまくいかない」
新規ご依頼のお客さまに今までどのように運用していたのかをお聞きすると、「自分でやっていたがうまくいかない」という話をよく伺います。もちろん運用がうまくいっている場合は依頼はしないはずですので、当然と言えば当然です。
Google広告の仕組みはどんどんと進歩し、どんどん変わってきています。本業の業者でも追いついて行くのはとても大変なのです。ですから、個人で運用されて成果が出ているとしたら、それはとても素晴らしいことです。
2.変わっていく仕様や方法についていけるか
2014年に、GoogleはAIの開発会社「Deep Mind」を買収しました。このことで、飛躍的なAI技術の進歩とともにGoogleが進化します。それまではキーワードごとにクリック単価を変えるなどのアナログ的な作業が多かったものが、AIによる運用が主流になりました。これにより運用の仕方も変わっていきます。これまでにも、「こういうやり方をすれば成果が期待できる」というセオリーも何度も変わってきました。たとえば初期の広告文は「テキスト広告」というものでした。その後、文字数が増えて「拡張テキスト広告」に変わり、現在では「レスポンシブ検索広告」というものになっています。
このように、進歩に伴って変わっていく仕様ややり方に、ついていけるかどうかということもポイントになります。プロならば本業でもあり「よし、やってやろう!」という意気込みで運用していけますが、治療院が本業の先生方にとって、PPC広告の目まぐるしい変化に対応するのはなかなか難しいことではないでしょうか。
3.個人運用には失敗やリスクも
もちろん、個人運用でうまく成果が出ている方もいらっしゃるでしょう。ただ、個人運用では失敗やリスクの可能性が高くなってしまうのも事実です。たとえば、簡易版の広告である「スマートモード」で広告配信をしていたケースを拝見したところ、アカウント内に問題があり、検索広告を出しているつもりが1回も検索広告ではインプレッションされていなかった、ということがありました。ここでは、ディスプレイ広告とYouTube広告だけで予算を消化してしまっていたことが分かりました。このように、自分ではセオリー通り、手順通りにやっていたつもりでも実際にはそうなっておらず、気づかないまま間違った運用をしてしまっていることもあります。
4.プロに任せれば本業に集中できる
経費を節約でき、比較的始めやすいリスティング広告は、もちろん個人で運用が可能です。ただ、このように気づかない失敗も多く、リスクも高いことを考えると、新しい治療技術を身に付けたり、お客さまへのアフターフォローに関する新しいアイデアを考えたり、経営に関することに時間をかけるなど、プロにお任せして本業に力を入れ、自分でなければできないことに時間を使うのは1つの方法です。
「自分でなくてもできること」は、人に任せることができます。人に任せられることはやってもらうというのは、ご自分のリソースを最大限に発揮するための良い方法でもありますね。
まとめ
自分でなくても出来ることは人に任せる、とは言え、広告の運用を任せるのには費用がかかることです。では、1度ご自身の時給を考えてみてください。弊社の場合、Google広告のみでは月額15,000円ですが、これは先生方の1日分にも満たないのではないでしょうか。1日の勤務時間以上の広告の勉強をしなければならないとしたら、その金額を運用費として業者に任せる価値はありませんか?
ただ、任せっぱなしでまったく放置していいものでもありません。ある程度は、ご自身でもPPC広告を理解していくことも必要です。運用を任せながらも、いろいろと質問することで理解できることはたくさんあります。運用をどうするべきか迷っているようであれば、1度思いきってプロに任せてみてはいかがでしょうか。