前2回ご紹介したのは、コンテンツ連動型広告へのリマーケティングについてでした。
リマーケティングは検索連動型広告にも利用が可能です。
この場合、webサイトではなくGoogleの検索結果に広告を出すことになります。
設定の仕方
Google AdWordsの検索ネットワーク広告のキャンペーン選択
> 「ユーザーリスト」をダブルクリック
↓
★検索連動型広告に設定するリスト
> 「+リマーケティング」クリック
★検索連動型広告に設定しないリスト
> 「+除外設定」クリック
↓
リマーケティングリストを適用させたい広告グループを選択
> すでに作成されているリストの一覧が表示
> 一覧の中からリストを選択
> 「保存」クリック
1.売れ筋のキーワードをさらに高入札額
1度サイトを訪問したユーザーは関心が強いユーザーです。検索連動型ということは、検索結果によって広告を表示するということなので、そのユーザーが検索したであろう売れ筋のキーワードは、さらに高額の入札額にするのも効果が期待できます。
本当に関心があり訪問したことがあるユーザーは、同じようなキーワードの組み合わせで複数回サイトを訪問するケースも多く見られます。
2.思い切って関連する広いキーワードに挑戦
通常なら、一見関連していそうでも範囲が広すぎるキーワードを設定すると、サイトの商品やサービスに本当に興味のないユーザーも呼びこんでしまい、コンバージョン率が落ちてしまうことが考えられます。
リマーケティングでは1度サイトを訪問しているユーザーが対象になるため、多少範囲が広くても、関連したキーワードでそのユーザーを再度サイトに誘導することが
期待でき、通常の広告では効果がないキーワードでも、効果が出る可能性が出てきます。
3.不要なユーザーには広告を非表示に
サイトに訪問したユーザーの中で「広告を出す必要がない」と思われるユーザーがいる場合は、そのユーザーを除外することができます。
例)
- 「滞在期間が極端に短い」「ページビューが著しく悪い」など、購入・利用する可能性がかなり低いユーザー
- コミュニティサイトなどで「新規のユーザー登録」の目的とした広告を出し、すでに登録をしたユーザーを除外したい など
まとめ
これまでご紹介したようにコンテンツ連動型広告・検索連動型広告の両方にリマーケティングでアプローチできれば、さらに細かい部分もカバーできることになります。
Google AdWordsとは関係ありませんが、誰でも耳にしたことはあるであろうSNSのFacebookにも、同じようなリマーケティング広告があります。基本的にはGoogle AdWordsのリマーケティング機能と同じです。Facebookを利用する人がターゲットにもなる商品やサービスならば、Facebookのリマーケティング広告を試してみてもいいかもしれませんね。