ユーザーが検索エンジンから最初に訪れるランディングページは重要です。
広告の管理と同じくらいLPO(Landing Page Optimization)で、ユーザーが
使用しやすいランディングページに最適化することが重要です。
そのためにはA/Bテストで、異なる2つのパターンのページを用意し
どちらのページがより購入や申し込みに繋がるかをテストする方法が一般的です。
それでは実際にウェブサイトをどう改善すればいいでしょうか。
1.キャッチコピーを魅力的に
デザインが凝っていなくても効果のあるサイトは存在します。
また、デザインを変更するのは手間も費用もかかります。
そこでまずはキャッチコピーを見直す方法があります。
検索するユーザーは、その時点で言葉に敏感になっています。
そのため、ユーザーの期待にぴったりのキャッチコピーが最初に目に入ってくれば
それだけでユーザーを惹きつけることができます。
逆に食い違いが大きく期待外れになってしまうと、マイナスの影響が大きくなるので
とても重要な部分です。
画像やデザインを修正するよりも作業としては簡単にできるため
何回もチャレンジすることができます。さまざまなパターンを試して効果の高いキャッチコピーを見つけることができれば、大きな財産です。
★ポイント★
- 簡潔な言葉にする
- 伝える内容は1つに絞る
- 数字や単語など具体的な表現にする
- ユーザーの目線に立って相手の理解できる言葉にする
2.訪問者に合わせたコンテンツに
実際には商品やサービス内容、ニーズによっても異なるため、正解というものは
残念ながらありません。ただ、ユーザーのキーワードによって関心の深さは現れてくるので、多少なりとも傾向対策はできるでしょう。
情報を絞りこんでいる場合
・ デザインはシンプルに
・ 必要な情報をわかりやすく
・ 購入・問い合わせに早く誘導するように
あまり情報が絞り込まれていない場合
・ キャッチコピーに力を入れる
・ 説得するためにコンテンツを豊富に
・ 関連商品などの選択肢を多くする
3.ページの表示速度の改善
以前にもお伝えしたように、ページの表示速度は実は品質スコアに大きく影響します。
特にスマートフォンの利用者も増え、データ通信が当たり前になっている最近では
サイトの表示速度が遅いだけでユーザーのストレスになり、ページを離れてしまうこともあり得ます。
Googleのツールを使えば、PCとモバイルのデバイスごとに修正のポイントを
細かく教えてくれます。
★Google Page Speed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
・ URLの入力欄に分析したいサイトのURLを入力
・ 「分析」ボタンをクリック
◆画像の圧縮やブラウザのキャッシュなどのソースコードに関するポイント
◆サイズを軽くするポイント
◆サーバーの応答速度
など、様々な要因と対応策を教えてくれます。
さらに100点満点でPCとモバイル両方の表示結果を分析してくれます。
4.デザインを揃える
最近では、通勤中や休憩時間にスマホでサイトをチェックし、帰宅してから改めて
PCでじっくり検討するなど、さまざまなデバイスで同じ情報を見る人も増えています。
PCとスマホ両方にサイトが対応している場合、両者であまりにもサイトのイメージや
使い勝手が異なると、ユーザーが離れてしまう可能性があります。
なるべく使い勝手を同じにし、最適化した結果PCと他デバイスのサイトが異なる場合は
PC版とスマートフォン版両方に切り替えられるようにするなどの工夫も効果的です。