広告の不承認が発生してしまいました。理由が「誤解を招くコンテンツ」と表示されていますが、どのような原因が考えられるでしょうか?
1. 誤解を招くコンテンツ
広告の不承認というのはいろいろなパターンがあります
その中でも、この「誤解を招くコンテンツ」という理由での不承認は、解消するのはなかなか大変です。この場合は、どのようなことがGoogleのポリシーに抵触しているのかを、1つ1つ調べなければなりません。ただ、比較的簡単で、自分たちで見直せる部分もあります。
2. 広告の表示先で使ってはいけない言葉
整体院の場合、たとえば「治療」、診察・診療のような「診」という言葉がつく言葉、「患者」、これらの言葉は使うことができません。
整体院で行う施術は、医療行為ではありません。Googleのポリシーとしては、治療や患者という言葉は医療行為に類似する行為としてユーザーに認識されてしまうという認識です。つまりこれらの言葉を使っているとすれば、Googleのポリシーに抵触することになってしまうのです。
3.現代の医学では完治しないとされているもの
リウマチなどは、現代の医学では完治しないものとされています。
こういった症状に対して、「良くなる」、あるいはあたかも良くなるような表現がある場合も、「奇跡的な治癒」というGoogleのポリシーに抵触するとみなされてしまいます。そのため、リウマチなどの広告は表示できません。
4.「治る」という表現
いかなる病気であっても、「治る」という断定的な表現はできません。
これは、薬事法の下での薬の表記などでも同じです。完全に治る、絶対に治るということは保証できるものではないという考え方からです。このように、手に付けやすい、自分たちでも見直すことができることから見直してみるだけでも、「誤解を招くコンテンツ」での広告の不承認を比較的回避できるのではないでしょうか。
弊社ではGoogleの担当者と連携し、広告のどの部分に不承認が出ているのかを確認します。相談という形でその箇所を特定するようにしており、その箇所を改善して再審査にかけます。審査が通るようになるのは簡単ではありませんが、どこかに原因があるわけですから、解消するまで根気強くやる必要があります。