リスティング広告

最適化案の自動適用には要注意

Google広告では「こんな設定をしたらいいですよ」という最適なものをGoogleが提案してくれます。ただ、どれを適応したらいいのかを選ぶのは結構難しいのです。だからと言って、すべて適応にすればいいというわけでもありません。今回は、最適化案と自動適用について解説します。

1.最適化案とは

まずは、最適化案とはどんなものなのか実際の画面で見てみましょう。
管理画面を開き、左側の「キャンペーン」のメニューの中から「最適化案」をクリックします。

このようにいろいろな最適化案が表示されるのですが、この最適化案を見る限り、実は広告主にとっての最適化案ではなくGoogleにとっての最適化案も含まれている可能性を感じます。

たとえば「インテントマッチ」や「予算の増額」などは、CVにつながっているか十分に適用を精査する必要があるアクションです。これがボタン1つで適用されてしまっていいのか、ということです。しっかりと理解したうえで行うなら問題はないのですが、「よくわからないから適用してみたら予算が1.5倍になった?!」なんてことにもなりかねません。広告初心者なら、最適化案の提案だけでなんとなく適用をクリックしてしまうということもあるかもしれません。

実際に、ペコリスのクライアントにもこのような事例がありました。最近集客が落ちていると相談されたクライアントの設定をチェックしたところ、ディスプレイ広告や検索パートナー広告が表示される設定になっていました。確認したところ、設定は触っていないとのこと。変更履歴を確認すると、最適化案の自動適用が設定されていました。Googleからは「最適化案を適用しましょう」というメールがよく届きますので、このメールには注意してください。特によくわからない、詳細がわからないような最適化案を簡単に適用しないように気をつけましょう。

2.自動適用されているか確認するには

自分のアカウントで最適化案が自動適用されているか不安、という人は確認してみましょう。先ほどのように管理画面から最適化案を開きます。右上に「自動適用」というアイコンがあるのでクリックしてください。

自動適用が設定されている項目が確認できるページが表示されます。ここでしっかりと確認しましょう。

この中で「広告のローテーションを最適化」「コンバージョントラッキングをアップグレード」「アカウントのデフォルトの目標として「来店」を追加」という3つの項目はチェックを入れても構わないでしょう。また「CV数の最大化」「目標CV単価」の入札戦略がすでに入っている場合は、これらにチェックが入っていても影響はありません。少しでも多くチェックを入れておきたいのであれば、このような影響がないものに入れておくのはOKです。

まとめ

最適化案と聞くと、なんだか成果が上がりそうな気がしてきますよね。しかも、メールで「〇%のCV率アップが期待できます」などというキャッチコピーを見たら、すぐにでもした方がいいのではと思ってしまいます。ただ、これはシステムで送られているメールです。店舗のリアルな反響を確認したうえでの提案なのか、広告主いとって新規集客アップにつながる内容なのか、しっかりと判断して設定することが大切です。適用に迷ったら、広告代理店や専門家に聞くことで、重大な事故やミスは防げますよ。

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