リスティング広告

「クリック数の最大化」と「CV数の最大化」正しく使って効果アップ!

このブログでも何度もお伝えしていますが、最近のGoogle広告はAIによって制御されるようになってきており、広告の入札はAIを利用して行われます。今回は、そのなかでもよく使われる「クリック数の最大化」と「CV(コンバージョン)数の最大化」の違いについて解説します。しっかりと理解して、上手に使いこなしてください。

1.クリック数の最大化

できるだけ多くのクリック数を獲得するのが目的で、クリックを中心として配信をする入札戦略です。Googleは、設定された予算内でできるだけ多くのユーザーに広告をクリックしてもらえるように最適化します。

2.どんな時に使うのか

この入札戦略は「認知を広げたい」「とにかく多くのアクセスを集めたい」「CV数がまだ少ないため、最適化に必要なデータが足りない」というような場合によく使われます。どんなユーザーがクリックしやすいのか、どの時間帯や曜日がクリックされやすいのか、AIが過去のデータを元に情報を分析します。「特定の地域のユーザー」「スマホで検索しているユーザー」「夜間にアクティブになるユーザー」といったユーザーの傾向に合わせて、広告の入札単価を自動で調節してくれます。

3.CV数の最大化

成果であるCVを増やすことが目的の入札戦略です。Googleは、過去のCVデータやユーザーの行動履歴を元に、成果が出やすいユーザーに広告を配信します。ムダなクリックを減らし、限られた予算内でより多くのCVを獲得できるように、CVしやすい人に集中して広告を配信してくれます。1番の特徴は、予算を最大限使い切るというところ。CV数を最大化するために積極的に広告を出していきます。

4.どんな時に使うのか

クリック数というよりも「資料請求や商品の購入など明確なCVが設定されている」「一定数のCV実績データがある」「CPA(一件あたりの獲得単価)を重視したい」という場合には、この戦略を使います。

まとめ

「クリック数の最大化」とは、とにかく広告やリンクをたくさんクリックしてもらうことが目標。広告を表示したときに、どれだけの人が興味を持ってクリックしたかを重視しており、お店のチラシを見て、店に足を運んでもらうことに似ています。チラシを見て「ちょっと見てみようかな」と思って来店してくれる人を増やすのが目標ですが、実際に何も買わない人も含まれます。

CVとは「最終的にユーザーにやってほしい行動」です。「CV数の最大化」とは、レストランの売上を最大化するようなもの。とにかく成果を多く出すことを目指す施策で、最も多くの人に商品を買ってもらう・登録してもらうことをゴールとします。広告や看板でたくさんの人にレストランに来てもらうだけでなく、実際に料理を注文してもらい、お金を払ってもらうことが目的です。

この違いをしっかりと理解して、上手に入札戦略を使って成果を上げていきましょう。

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