2013年に各デバイスの広告が統一されましたが、クリック単価を調整する機能で
配信の比率や広告の配信限定を設定することが可能です。
1.PCだけに配信
広告がPC表示のみに対応している場合は、デバイス設定をPCのみにします。
設定の仕方
★Google AdWords
「キャンペーン」>「設定」タブ>「デバイス」
*スマートフォンの「引き下げ率」選択 → 100%に
(これによりスマートフォンへの配信がストップし、PCのみの配信に)
★Yahoo!プロモーション広告
「キャンペーン設定情報」>「設定内容を編集」
>「ターゲティング設定」>「デバイス」
*スマートフォンの「引き下げ率」選択 → 100%に
(これによりスマートフォンへの配信がストップし、PCのみの配信に)
2.デバイスごとの配信設定の確認
配信設定がわからない、などの場合は配信設定の確認ができます。
★Google AdWords
「レポート」画面>「分割」>プルダウンで「デバイス」
★Yahoo!プロモーション広告
「表示」>プルダウンで「デバイス」
スマートフォンの費用対効果の善し悪し、PCとスマートフォンでの目立った違い
などがあれば広告費の比率を変えてみましょう。
3.スマートフォンだけに配信
最近ではスマートフォンでのネット使用率が高く、広告もPCだけでなく
スマートフォン対応をしている場合も多いでしょう。
あるいはスマートフォンだけに広告を出したい、スマートフォン用のサイトしか
持っていないという場合もあるかもしれません。また、配信設定を確認した結果
スマートフォンのみの広告配信に切り替えた方がいいということも考えられます。
設定の仕方
★Google AdWords
「キャンペーン」>「設定」タブ>「デバイス」
*PCの「引き下げ率」選択 → 100%に
(これによりスマートフォンのみの配信に)
★Yahoo!プロモーション広告
「キャンペーン設定情報」>「設定内容を編集」
>「ターゲティング設定」>「デバイス」
*PCの「引き下げ率」選択 → 100%に
(これによりスマートフォンのみの配信に)
4.キャンペーンを分ける
直接の広告費削減ということではありませんが、キャンペーンごとにデバイスを分ける
ことができます。これにより、デバイスによってキーワードが大きく違ったり、予算を管理したい場合など、広告の管理がしやすくなります。
前述した手順で「PCのみに配信する」キャンペーンAと
「スマートフォンのみの配信にする」キャンペーンBを作成します。
キャンペーンA キャンペーンB
PC用 スマートフォン用
PCにのみ配信 スマートフォンのみに配信
デバイスごとの金額が比較できればPCとスマートフォンのどちらがより効果があるのか
も計り易くなり、結果的に無駄な広告費を削減することにつながります。
あるいは今後の改善にもつながるでしょう。
以前は、特にスマートフォンに関しては、直接配信を限定することは難しく
工夫が必要な上、完全に配信を分けることはできませんでしたが、
現在では可能になっています。より詳細な設定ができるようになったことで
現状に合わせた、よりニーズに近い広告配信ができるようになりました。