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GA4実践編!実際にウェブサイトの改善に活用しよう!

GA4にはみなさん慣れてきたでしょうか。少なくとも、GA4を使いこなそうと奮闘している人は、問題点や改善点を意識してGA4をうまく活用しようという意欲があるはずです。見ることはできても、そのデータを元にサイトの改善までするのはなかなかまだハードルが高いかもしれません。数値を見るだけではなかなか難しい活用、今回はそんなGA4を実際にどう活用すればいいのかを解説していきます。自分でサイトの問題点を見つけ出せるようになれたらいいですね。

1.ポイントは「事前に計画を立てる」

「計画がない」ということも、GA4を改善に活用できない原因の1つです。データを見ることができても、目的を持ってデータを見ないことにはただ見て終わってしまうことが多いのではないでしょうか。事前にどうしたいのか、何のためにデータを使いたいのかを明確にしておくことで、やり方や使い方も変わってくるはずです。

2.改善するための「計画」

たとえば、「問い合わせにつなげたいページ」を新しく作ったとします。このページの善し悪し、問題点を把握したいとしたらどうしますか?押さえるべきポイントとしては

1)ユーザー数の比較

まず最初に、サイト内のどのぺージがよく見られているのかを把握します。そのページと比べて、新しく作った「問い合わせにつなげたいページ」がどの程度見られているのかを比較してみます。

2)コンバージョン数の比較

同じようなページがあれば、すでにあるそのページと比べてみましょう。そのページはどれぐらいのコンバージョン数で、新しく作ったページはその多いページにどれだけ近づくことができているのか、コンバージョン数を比較してみるのも1つです。

3)滞在時間

まずひとつ注意しておきたいのは、GA4の特徴として、滞在時間というのは他のページに遷移して初めて計測される点です。そのため、ただ離脱しただけでは滞在時間は「0秒」として計測されます。このことは頭に入れておくべきなので、厳密に滞在時間だけで比較はできませんが、似たようなページと比べることで新しく作ったページを評価することができます。

この「3つのポイントを比較する」という計画を立ててGA4を見てみましょう。これで、目的なくただ闇雲にデータを見るということはなくなります。

3.確認するための「計画」

もうひとつは、ページを何か1つ改善した時にその改善がうまくいったのかどうかを見る、確認のための計画です。この場合のポイントは、先ほどの3つのポイントと同じで構いません。改善前・改善後の期間で集計し、比較することで改善したページの評価をすることができます。

比較する期間としては、短ければ2週間程度で構いません。どうしても、2週間では母数が少ないので、結果がはっきりしないということもあります。足りなければ1ヶ月、3ヶ月と少しずつ延して行きましょう。少しずつ期間を延してみることで、その「差」が見えてくるはずです。

4.新規や改善、追加ページがない時は?

特に比べるべきページがないような場合は、どのページがよく見られているのかを見るだけでも意味はあります。よく見られているページには、それだけの理由があります。「〇〇のニーズが高いから」「〇〇のニーズについて詳しく書かれているから」など、その理由に自分なりの仮説を立てて探ってみましょう。その仮説に沿って実際に改善を行っていけば、これもサイト改善への1歩になります。実際に改善をし、改善前と改善後でデータを比較してみることで、その改善の善し悪しも評価できます。

まとめ

GA4を実際の改善に活用するには、どう活かしたいのか、何を改善したいのかなどの「計画(目的)」を持ってデータを見ることが重要です。どんなに便利なツールやデータも、その使い方によって良くも悪くも変わってきます。せっかくのツールがあるのですから、ぜひ有効に使って行きましょう。

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