皆さんは、Google広告の試験があることをご存知でしょうか?「スキルショップ」というGoogle公式のツールからオンラインで無料受験でき、Google広告の知識を体系的に学び、スキルとして証明することができます。就職や転職の際にアピールできるだけでなく、自身の広告運用スキルの向上にもつながります。今回は、このスキルショップでの試験を受ける手順やポイントをわかりやすく解説します。
1.スキルショップとは
「スキルショップ」とは、Googleが提供している無料のオンライン学習プラットフォームです。オンラインでGoogle広告の知識を体系的に学ぶことができ、最後に試験に合格すれば、認定資格を取得できます。

利用方法はシンプルで、Googleで「スキルショップ」と検索し、トップに表示される公式サイトへアクセスすればOKです。

スキルショップでは以下8種類のトレーニングが用意されています。
- Google広告
- Googleマーケティングプラットフォーム
- Googleアナリティクス
- Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)
- Googleアドマネージャー
- Google AdMob
- 認定バイヤー
- Waze
広告運用に関わるさまざまなスキルを習得できるのが魅力です。
2.試験の受け方
今回はGoogle広告について進めていきます。Google広告の右下にある「→」をクリックします。

「Sign in with Google」をクリックします。もしすでに広告運用している場合は、運用中のアカウントでログインするのがおすすめです。後にGoogleパートナー資格として追加登録できるためです。

ログイン後、トップ画面には複数の認定資格が並んでいます(「検索広告」「ディスプレイ広告」「アプリ広告」など)。
また、難易度はドットで示されており、
• ● :Beginner(初級)
• ●● :Intermediate(中級)
• ●●●:Advanced(上級)
というように分かれています。
今回は、特に人気のある「Google広告の検索広告認定資格」について説明していきますので、クリックして選択します。
※画面右上にある「>」ボタンをクリックすると、資格一覧を右にスクロールして表示できます。

初めてスキルショップを利用する場合は、「利用規約」画面が表示されることがあります。データ連携を許可するため「サービスの契約条件に同意します」にチェックを入れ、「同意します」をクリックします。

個人情報の入力画面が表示されます。会社名・会社のメールアドレス・国名を入力し、「更新」をクリックするとスキルショップの画面に入ることができます。

認定資格画面が出たら、「登録」ボタンをクリックします。

「免責事項」が表示されますが、内容を読むだけで完了します。画面右上の「次のレッスン」をクリックします。

認定試験のページが開き、「テストを開始」をクリックすると試験がスタートします。
3.試験の合格基準
試験は全部で50問出題され、80%以上(40問以上)正解で合格となります。
万が一、不合格になっても何度でも再受験できるので、気軽に合格を目指してトライしてください。
4.効果的な学習方法と受験のコツ
各試験にはEラーニングのページが付属しており、これをうまく活用することで、より効率的に知識を定着させることができます。おすすめの学習ステップは以下のとおりです。
- まず試験を試しに受験。どんな問題が出るかを体験する
- Eラーニングで知識を補強する
- 再度受験して合格を目指す
この流れで進めると、内容の理解度が高まり、短期間で合格に近づけます。
まとめ
今回は、スキルショップのGoogle試験について紹介しました。この資格は、就職・転職の強力な武器になるだけでなく、自社の広告運用を改善するヒントにもなります。まずは試験を受けてみて、どんな問題が出るのかを体験し、その後Eラーニングで理解を深めるのがおすすめです。無料で何度でも受験できるので、ぜひ挑戦してみてください。


2025.11.20

