みなさんも、日々インターネットで検索することはありますよね。。
ユーザーがネットで検索をする際、その語句に合わせて広告を表示するのがリスティング広告です。その広告を表示させるために必要なキーワードを考えるのに苦労している、という方もいるかもしれません。基本になるキーワードですが、最近の変更も含めて、今回はキーワードのマッチタイプについてご説明していきます。
1.キーワードのマッチタイプってなに?
リスティング広告は、ユーザーが検索エンジンでなにか検索をした際に、その語句に関連した広告が表示されるというものですね。設定したキーワード=ユーザーが検索した語句と広告を一致させるための語句やフレーズと、ユーザーが検索した語句が、一致した場合に広告が表示されます。どのような語句で検索されたら広告が表示されるのかは、広告を出す側が決めますが、その際、どのように一致させるのかを決めるのが「キーワードのマッチタイプ」です。
部分一致
指定したキーワードに関連する内容の検索がされた場合、広告が表示される。キーワードそのものが入っていない検索も含まれるため、より多くのユーザーに広告が表示される。
フレーズ一致
キーワードと同じ意味の内容を含む検索がされた場合、広告が表示される。まったく同じフレーズでないとしても、同じ意味に解釈できる場合、さらにはキーワードよりも具体的な情報を追加した場合もフレーズ一致とみなされる
完全一致
キーワードと全く同じ意味や意図の検索がされた場合、広告が表示される。
対象のユーザーをもっとも絞りこめるマッチタイプ。
2.具体的には?
「腰痛」が設定キーワードの場合
注)以前は「絞り込み部分一致」というタイプもありましたが、2021年からこの3つのタイプになっています。
3.こんな時はどうなる?
キーワードのマッチタイプを選ぶことによって、どれぐらいの検索ユーザーに広告を表示させるのかを設定することができますが、「こんな検索をするユーザーは除きたい」という場合もあるでしょう。そんな時は「除外キーワード」を設定することができます。
除外キーワード
その語句を含む検索を、広告の表示対象から外すことができる。
キーワードとして設定している語句に似ているものの、別のものを探しているユーザーが検索しそうな語句を設定します。例えば治療院の場合なら、総合病院のような病院を探しているユーザーを除くために「病院」を設定するなども考えられます。
4.まとめ
キーワードのマッチタイプを考える際、どういうユーザーに広告を見てもらいたいかを考えてみましょう。なるべく幅広いユーザーに対して広告を表示したいなら、部分一致で範囲を広げ、特定の検索内容に限定してユーザーを絞りたい場合は、完全一致でできるだけ関連性の高いユーザーにしぼるようにしてみるといいですね。