リスティング広告

低いクリック単価を実現するには?品質スコアについて

広告を出すからには、できるだけコストを抑えて、お客さまになるかもしれないなるべく多くのユーザーに広告を見てもらいたいものですよね。リスティング広告で多くのユーザーの目に広告が触れるためには、広告の検索順位ができるだけ上位に表示されることも大切です。検索順位が高ければ、それだけクリック率も上がる傾向があります。そのためには品質スコアも大事な要素の1つで、この品質スコアが上がればクリック単価も抑えることができます。今回は、クリック単価を抑えることにもなる、品質スコアについてご説明していきたいと思います。

1.品質スコアってなに?

品質スコアとは、検索するユーザーにとって、広告の品質が適切な広告かどうかを数値で表したものです。アカウントのキーワードごとに10段階で評価され、この数値が高いほど、その広告はユーザーが求めているものに関連性が高く、有益な情報であるという評価になります。

基本的に、品質スコアに影響すると言われる要素は3つあります。

推定クリック率

ユーザーがクリックしたくなる広告かどうか。
どれだけクリックされやすいような広告文か、適切なキーワードかなどが影響してきます。

広告の関連性

広告がどれだけユーザーが検索する/求めている情報に合っているか。
登録キーワードやユーザーの検索がどれだけ広告文や説明文に含まれるか、合っているかが影響してきます。

ランディングページ(LP)の利便性

ユーザーにとって、どれだけ利用しやすく有用であるか。
情報の透明性や各デバイスでの読み込みのスピード、ユーザーにとってどれだけ使いやすく分かりやすい設計か、などが影響してきます。

*以前はLPに検索語句を含めた方がいい、と言われていましたが、現時点では同じ語句そのものが含まれている必要性はなく、ユーザーの目的にどれだけ合っているかが判断されています。

品質スコアを確認するには

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*「Google広告ヘルプ」より

2.具体的に「クリック単価を抑える」には?

クリック単価とは「1クリックあたりの費用」であり、算出方法としてはクリック単価=広告費の総額÷クリック数です。例)広告費の総額が10万円、クリック数が5,000回だった場合、CPCは20円

ただ、実際のクリック単価は、掲載順位が1ランク下の競合他社の広告より上位を維持するのに最低限必要な単価に1円上乗せした金額、つまりは「自社の広告より1つ下の広告ランク÷品質スコア+1(円)」で決まります。このGoogle広告の内部のシステムで実際のCPCを求めるときに使われる計算式(アドワーズディスカウンター)で考えると、品質スコアが高いほど、クリック単価が安くなることになるのです。

そのため、前述した3つの要素を向上させることが、クリック単価を下げることにつながります。

3.こんな時はどうなる?

品質スコアに影響する要素に「広告の関連性」があるとご紹介しました。
それでは「関係のない検索語句で広告が表示されると品質スコアに影響するのなら、除外キーワードでそのキーワードを除けば品質スコアが上がるのでは?」と思う方もいるかもしれません。

品質スコアに考慮されるのは、検索語句と登録したキーワードが完全一致した検索語句の場合だけです。除外キーワードを入れることで、広告の無駄な表示は減り、クリック率は改善する可能性があります。ただ、登録キーワードと異なる検索語句でのクリックは品質スコアに考慮されないため、除外キーワードを入れても品質スコアに影響はありません。

4.まとめ

品質スコアを上げることでクリック単価を抑えることは可能です。
ただ、品質スコアはあくまでもパフォーマンスを診断した指標の1つです。そこだけにこだわるよりも、長期的な目標をしっかりと持って、ユーザーにとっての利便性を目指すと結果もついてくるかもしれませんね。

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