リスティング広告

被害を与える不正な広告?!不当表示?!その対策とは?

154●2021.2.11_被害を与える不正な広告?!その対策とは?

1.マルバタイジング(Malvertising)

マルウェア(Malware)とadvertisingの造語
広告クリエイティブや広告のリンク先サイトに仕込まれたプログラム(「マルウェア=悪意のあるソフトウェア、不正プログラム」)によって、何らかの不正を目的とした不正広告。

「広告をクリックさせてPCやスマホをウイルスに感染させる」「広告を画面上に表示しただけで自動的に不正サイトに移動させ、ウイルスなどに感染させてデータの漏えいを起こさせる」など、物理的・具体的な被害を与えます。移動させられた不正サイトで被害に遭ったり、さらには「広告が表示された後に、時間差でポップアップ画面に詐欺メッセージが表示され、そこに個人情報を入力させたり、アプリをダウンロードさせようとする」というような例も出てきています。

マルバタイジングはサイバーテロに応用可能であるということもあり、対応マニュアルを作成し、警察庁やセキュリティベンダーなどとも連携して対策を共有するなど、対策も講じられています。

マルバタイジング被害を防ぐためには、健全なサイトや広告配信サービスが不正に利用されてしまうのを防ぐために、業界全体で対策を高める必要があります。万が一マルバタイジングの配信が検知されたときには、当事者間で速やかな情報共有・調査・広告配信の一時停止、安全確認など、被害の拡大を防ぐための可能な限りの手段を講じるのが1番重要です。

さらに、「怪しいサイトにはアクセスしない」「OS・ブラウザー・セキュリティソフトなどを常に更新しておく」など、ユーザーへの啓発も大事になってきます。

2.適正化の原則

広告の適正性には、広告倫理も重要です。
インターネット広告においては、標準的な指針となるガイドラインや広告倫理網領といったものも策定されていて、これらの下に、各媒体社・配信会社・広告会社それぞれが独自の基準を持って「不適切と判断した広告主とは取引はしない」「基準に合わない広告は広告主に修正を要求あるいは拒否する」「掲載後不適切であることが判明した際には広告を停止する」などの原則で運用し、トラブルを未然に防ぐ役割を担っています。

3.広告審査とは

メディアの種類を問わず「ユーザー(消費者)の保護と媒体価値の維持」「広告主による法令順守や企業間の構成な競争の確保」のために広告審査が行われます。

広告主の業態や広告商品などの内容の審査


広告表示の審査

表示に関しての関連法令、各業界の公正競争規約、ガイドラインなどを遵守しているか

広告表現の審査

消費者に悪影響や不快感、不安などを与える表現を排除する
犯罪の肯定や美化/露骨な性表現/醜悪・残虐な表現/消費者をだます・脅す・欺く・惑わせる・不安にさせるもの/他者を一方的に攻撃・差別・嘲笑するもの。。。など

 

さらに、インターネット広告では、新しい広告手法やデバイス特性を考え、クリエイティブを確認する際には、消費者の閲覧方法や利用方法を理解した上で視認性や操作性なども見る必要があります。

基本的には、広告内容に関しては広告主にまず責任があります。各媒体社が定めたそれぞれの基準によって行われる審査で不適切と判断された場合は、媒体社は理由を知らせずにその広告掲載を拒否することができます。

4.課題

インターネット広告でも事前審査は行われてきましたが、運用型が登場し、誰でも広告主/媒体になれる環境が進んで市場が大きくなり、関係プレイヤーの数も増えてきたことで、それが難しくなってきています。

タグ入稿(入稿の際に広告原稿(クリエイティブ)そのものではなく、配信の際にクリエイティブを呼び出すためのタグで入稿する)が主流になってきていることも、困難の理由の1つになっています。

さらに、「自社のメディアに、どの広告主のどんなクリエイティブが掲載されるかが、媒体社側にも事前にわからない」「膨大な種類のクリエイティブが細かいターゲットごとに配信されるため、事後の把握が難しい」という問題もあります。これが、収益重視の広告主や仲介者に利用されてしまい、不当な広告が健全なメディアに掲載されてしまうことに繋がっています。

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