「メニューの価格設定」についてはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
価格を下げたらお客さまの層が悪くなるというイメージですか?
お客さまは本当に価格をよく見ています。料金のページは、ホームページの中でもトップページの次によく見られているというのはご存知でしょうか?今回は価格設定と反響数についてお伝えします。
1.競合店と価格を比べてみよう
競合店と価格の比較をしてみたことはありますか?
意外に、競合店がどこのお店なのかということ自体、ご存知ない場合も多かったりします。
さて、ここで問題です。
サービスが同じで価格の高い方のお店に、人は行くでしょうか?
答えはNOです。同じサービスならわざわざ高い方のお店に行くことは少ないでしょう。
「たまたま立地が条件に合う」「安い方は雰囲気がちょっと」といった場合には可能性がありますが、サービスの内容が同じであれば基本的には安い方のお店に行く方が多いでしょう。
2.価格が高いと感じればお客さんは黙って流れる
それでは、「価格を上げてもお客さんが来るなら本物」と言えるのでしょうか?単価が高い方が一件あたりの売り上げが確保できるので、経営的にも楽になります。しかし、知らない間にそっと他院へ流れていってしまう、ということもあります。
初回の料金だけではお客さまを引きとめることはできません。2回目以降の料金もしっかりとチェックされているんです。
3.値決めは経営
かの有名な経営者である稲盛和夫さんも「値決めは経営」というくらい、価格の設定は重要事項です。安くては経営が成り立たず、高くてはお客さまが振り向いてくれない。。。そのバランスは、とてもデリケートで難しいものです。本当にこの値段で良いのか?本気で見直しをして考えてみることも大切です。
4.他店との違いを値段相応に表現できているか?
他社のメリットを上回るサービスなら、高い値段でも満足してもらえます。
つまり、そのようなサービスを生み出さなければ、経営は苦しくなってしまうことを意味しています。そして何よりも大切なのは、その強みとなるサービスをきちんとホームページで表現できているか、ということです。 表現できていないとすれば、宝の持ち腐れになってしまいます。
本業をしっかり磨き、ユーザーに伝わるようにしっかり表現する。。。そして価格に反映することができれば、経営を確固たるものとして成り立たせ、多くのお客さまに愛されるお店を目指せるのではないでしょうか。