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クリック単価は安い方が良い?現場が語るクリック単価のあり方

58●2019.03.14_クリック単価は安い方が良い?現場が語るクリック単価のあり方

PPC広告のクリック単価。安ければ安いにこしたことはありませんよね。
では、本当に安ければ安いほうが良いのでしょうか?クリック数を多く稼げばより多くの成果をあげることができるのか?PPC広告を運用する現場の声を元に、クリック単価の秘密に迫ります!

1.予算長持ち!安いクリック単価で多くの訪問

1日1000円の予算がある場合、クリック単価が100円だとすると10回のクリックを獲得することができます。クリック単価が200円だとすると、半分の5回のクリックしか獲得できません。そこでクリック単価を落とすことで、より多くのクリックを獲得することができます。つまり、インプレッションしなければ広告をクリックされることはないため、なるべく多く広告を表示させるためにはクリック単価を落としてあげると効果的です。「サイトへの訪問数をとにかく上げたいという時には、クリック単価を落とす」という戦略が向いています。

2.1位表示は高いクリック単価で確保

クリック単価をある程度上げて、1位表示を目指す場合もあります。広告が1位で表示されると、より多くの情報を表示させることができます。例えば、広告表示オプションで設定している「サイトリンク」や「住所表示オプション」「電話番号表示オプション」などです。これらのオプションが表示されると、広告の表示面積がかなり大きくなります。大きくなるということはそれだけクリックのチャンスが広がるということです。

成果の分析を行なっていると「一番上に表示されていたからクリックした」というケースをよく耳にします。SEOでも1位表示させるとサイトへの流入数が激増しますが、それと同様に広告のクリック率も非常に高まります。また、クリック率が高まると広告ランクにも良い影響を及ぼします。

広告ランクが上がれば、クリック単価の入札オークションを経て、安いクリック単価で上位に広告を表示させることができます。ただし、競合他社と競り合った時、多くの予算を消費するというデメリットがあることも覚えておいてください。潤沢な広告費を準備できる時には向いていますが、広告費の確保が難しい場合には、クリック単価を上げすぎると、すぐに1日の予算に達してしまい、広告の表示頻度を落としてしまうことにもなります。

3.高騰するキーワードで勝負する?

競合他社と1位表示を競り合った場合、そのキーワードは高騰します。「どうしてもこのワードはコンバージョンに繋がるという確証がある」場合に限られますが、このワードは押さえておきたいというキーワードが存在します。

ではいくら高騰しても勝負し続けるのが良いのでしょうか。シンプルに申し上げると「体力勝負」ということになります。ある程度まとまった金額を広告に掛けられるのか、そうでないのかによって、強気で勝負するか、引いて別のワードで勝負をするのかという判断の基準になるのではないかとおもいます。

PPC業界では、このようにコンバージョン率は高いが競合性の高いワードは深追いしないケースがあります。最も優秀なワードは、コンバージョン率が高くて競合性の低いワードです。競合他社も知らない、秘密のキーワードです。長い運用と地道なヒアリング、データ分析でもってしか得られないワードです。これを「お宝ワード」などと言うことがあります。もう少しカッコ良い言い方はないものか、とも思ってしまいますが(笑)。

4.戦うワードと戦わないワード

キーワードのマトリクス

「競合性の高いワード・低いワード」、「コンバージョン率の高いワード・低いワード」でマトリクスを作る場合、競合性が高くてコンバージョン率の低いワード、コンバージョン率が高くても競合性が高いワードは戦わない方が良いワードです。競合性が低くて、コンバージョン率が低いワードも戦わない方が良いでしょう。狙うのは、競合性が低くて、コンバージョン率の高いワードです。このワードを知るために、日々運用の最適化を行なっていると言っても過言ではありません

ただし、このようなワードを手に入れるまでは、競合性が高くて、コンバージョン率の高いワードでも勝負しなければならないでしょう。そうしなければ、コンバージョン数自体が少なくなってしまい、売上を維持することが難しくなってしまいます

このようにクリック単価とコンバージョン数の関係を意識してデータを見ることで、どのワードに予算を配分すべきなのかが見えてきますお宝ワードを見つけることができれば、集客力が非常に強まるのではないでしょうか。