先日、またもやGoogleからメールが届きました。いったいどんなメールなのか、詳しく解説します。
1.クレジットがもらえる?!
クレジットとは、Google広告の広告費に使うことができるポイントのようなもの。1万円分のクレジットがあったとすると、このクレジットで広告費1万円分の支払いが可能です。Googleから届いた「調整クレジットのご案内」というメールは、このクレジットをプレゼントしますというものです。
2.なぜクレジットがもらえるのか

こちらが、Googleから実際に届いたメールの文面です。具体的ではありませんが、この文面から考えると検索パートナーネットワークで集客につながらないクリックが発生している件を指しているようです。ペコリスでも以前から指摘していて、最近では検索パートナーへの広告出稿は行わないように設定していました。
3.集客につながらないクリックの発生とは
少し説明すると、ここ最近検索パートナーでデータ上のCVの数は多いものの、実際の来店には結びついていないという事象が起こっていました。さらに、検索パートナー側に広告の配信が偏るケースもありました。推測はしていましたが、おそらくGoogle側である一定の解明がされたのでしょう。
このメールからも、検索パートナーへの広告配信には何かしら問題があったことが伺えます。現場での肌間は、やはり間違いではなかったということでしょう。
4.どれぐらい付与されるのか
残念ながら、まだアカウントには反映されていません。また、このメールが広告配信しているすべての人に届いているのかも確認できていません。あるいは、一部の条件に当てはまった人のみに送信されている可能性もあります。今後も確認していきますので、また改めてお知らせできればと思っています。
まとめ
今回のメールは、クレジット付与というよりも、検索パートナーの不具合をGoogleが認知したことに大きな意味があります。広告配信のアルゴリズムはブラックボックス的な要素が大きいため、仕組みやどんな広告がどう配信されているのかなど、すべてのクリックについて把握できるわけではありません。
場合によっては公表しないという選択肢もあったでしょう。問題があったにせよ、Google側できちんと公表し、改善宣言があったことは素晴らしいことです。メールの文面に「システムを改善することで対処いたしました」とあることで、今後また改めて検索パートナーが選択肢の1つとして考えられる可能性もあります。また何か広告内で問題が発生した際にも、包み隠さずに公表して改善を進めてくれることをGoogleには期待したいですね。