リスティング広告

グーグル広告の「1日の予算」の考え方について

広告費用を際限なく使える、ということはなかなかあり得ませんね。
ある程度の決めた予算の中で、いかに効果的に広告を出すかということをみなさん考えると思います。Google広告ではよく「1日の予算」という言葉を聞くのではないでしょうか。今回はこの1日の予算について、詳しくご説明していきます。

1.1日の予算って?

1日の予算とは、広告キャンペーンで設定する1日にかけられる平均広告予算です。
1ヶ月単位で、1日に使える金額の上限を設定します。例えば1日あたり広告費を1000円に設定すると、基本的にこの上限に達するとその日の広告配信を停止します。そうすることで、予算を超えないように調整してくれます。1日の予算は、キャンペーンページから確認できます

2.具体的には?

それでは「1日の予算を超える日はまったくないのか」というと、実は設定予算よりも超えて予算を消費する場合もあります。検索数というのは、平日と休日、あるいは日によってなど一定ではないですよね。その他、検索数はいろいろな要因で変化します。1日の予算を設定するということで、上限に達すると広告配信が停止されます。検索数が多い日でもきっちりと設定予算で切ってしまうと、せっかくの機会を逃してしまうことにもなります。

そこで、1日の予算の設定は「おおよその上限」ということになっています。
検索数が少なく上限に達していない日も含めて、その分の予算を上限に足すことで、検索数の多いときには上限を超えて予算を使うこともあるのです。そうすることで、なるべく機会損失を少なくしながら、1ヶ月を通して設定した金額を超えないように調整をしてくれるという仕組みになっています。

3.こんな時はどうなる?

1日の予算を設定すると、実際に請求される1ヶ月分の金額は「「1日の予算×1ヶ月の平均日数(30.4日)」で算出されます。1日の予算を1,000円で設定し、広告費は31,000円だとします。

【1日の予算×1ヶ月の平均日数(30.4日)】:1,000円×30.4日=30,400円

請求金額の上限は30,400円になるため、600円は超過分として返金されます。1ヶ月全体で調整してくれるため、上限を超えて広告費が発生することはありません。

それでは、月の途中で変更するとどうなるのでしょうか。
この場合は「変更前の期間の広告費+(変更後の1日の予算×その月の残り日数)」で算出されます。1日の予算を1,000円に設定。6月1日~20日の利用した広告費を20,000円、6月21日に1日の予算を2,000円へ変更した場合、

【変更前の期間の広告費+(変更後の1日の予算×その月の残り日数)】:
20,000円(6月1日~20日の広告費)+(2,000円×6月の残り日数10日)=40,000円

金額は少し変わってくるので、注意してくださいね。

4.まとめ

予算の設定でも、リスティング広告の成果は変わってきます。
単に月額予算の数字だけを管理するのではなく、まずは、広告を掲載する機会を逃さないようにすることを考えてみてください。低予算で効果が出るのは理想ですが、予算が少なすぎると広告掲載の頻度が制限されることもあります。とは言え、予算は限られてもいますよね。その場合は入札額を下げてみたり、無駄な費用がないか見なおしてみる、といったことも考えてみるといいですね。

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