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2023年7月サポート終了!今後のために旧アナリティクスのデータをバックアップしよう!

以前にもご紹介したように、Googleアナリティクスのサポート終了により2023年7月以降旧Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス=UA)ではデータの収集ができなくなります。さらに6ヶ月後にはアクセスもできなくなるため、過去のデータを確認することもできなくなるようです。そこで、「後からデータを見たい」と思ったとき困らないようにデータをバックアップする必要があり、Googleでも強く推奨しています。今回は、誰でもできる旧Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス=UA)のバックアップ方法をご紹介します。

1.単にエクスポートすればいいだけじゃない?!

「データのバックアップなのだから、期間を設定してエクスポートすればいいのでは?」と思う方も多いはずですが、実はそれほど簡単にはいかないようです。何年分ものデータがある場合は特に、なかなか一筋縄ではいきません。ちなみにバックアップの方法は3つあります。

● アナリティクスから直接データをダウンロードする
● スプレッドシートのアドオンを使う
● GoogleアナリティクスAPIを使う

この中で1番ハードルが低くわかりやすいのは1番目の方法です。
今回はこの「アナリティクスから直接データをダウンロードする」方法をご紹介していきます。

2.1)ログインして必要な期間を設定する

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まずはGoogleアナリティクスにログインします。この時、最新の「Googleアナリティクス4」に間違って入らないようにしてください。旧アナリティクス(UA)にログインしていることを確認しましょう。

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ログインしたら、バックアップしたい期間を選択します。ここでは、2021年1月1日から2022年12月31日で設定します。これで1年分のデータが表示されます。1年分となるとそれなりのデータ量になりますね。

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これを数値で見てみると、このデータは1年間で集計した数値になっています。たとえば将来的に○○日という特定の日に「どんなページにアクセスしていたのか」というような詳細が確認できるように日にちごとのデータに設定します。

3.2)日にちごとにデータ表示を設定する

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画面の左側のほうに「セカンダリーディメンション」というボタンがあるので、これをクリックしてください。するとこのようなメニューが表示されるので、「時刻」を選択してクリックします。

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さらに、時刻の中の「日付」をクリックします。

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すると、左から2つ目の列に日付の列が表示されました。これにより、1年間のデータが日にちごとに区切られてデータが表示されるようになります。その分、データの量もかなりの量になります。

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下の方まで画面をスクロールしていくと、1ページに何行のデータを表示するかの記載があります。表示する行数を、最大の「5,000」に設定してください。その隣りの数値ではデータ量は1万件を超えています。最大の5,000件で設定しても、少なくとも3回バックアップをする必要がある、ということになります。

4.3)データをバックアップする

それでは、最初の1ページ目をバックアップしてみます。

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画面の上部、右側に「エクスポート」というボタンがあるので、クリックしましょう。
保存形式の4つの選択肢が出てくるので、1番簡単な「Googleスプレッドシート」を選択してみましょう。

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「Import document」という書類を取り入れる案内画面が開きます。
この青いボタンをクリックしてください。これで先ほどの最初の5,000件のデータがスプレッドシートにバックアップされます。

ここでバックアップされたのは最初の1ページ目の5,000件のみです。スプレッドシートは同じファイル名でもエラーにはならず保存できます。ただ、どこにデータが格納されたのかわからなくならないように、ダウンロードしたらまず名前をつけましょう。名前をつけたら、先ほどのデータのページで2ページ目、3ページ目とエクスポートを繰り返してデータをバックアップしていきます。

まとめ

このように、1つのデータだけでも1年分となると少なくとも3分割になるぐらいの膨大なデータ量です。バックアップするのに手間はかかりますが、少なくともプログラミングの知識などは必要ありません。この方法なら、地道に労力は必要ですが、分かりやすく誰でもバックアップを取ることが可能です。

重要なのは「どのデータを残すか」ということです。今回バックアップしたのは、ページごとのセッション数。その他「地域」「チャネル」「参照元メディア」などはバックアップしておくといいのではないでしょうか。目標の設定をしている場合には、それぞれのデータにきちんとコンバージョンが集計されるように設定してから、データをエクスポートしていくといいですね。

とは言え、バックアップ作業はかなりの労力が必要でしょう。弊社でもこのバックアップ作業をお手伝いしたいと思っています。ぜひ、こちらのURLも見てみてください。

ペコリスUAデータのバックアップサービス  
https://peccolis.com/analyticsbackup/

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