リスティング広告

設計が大切!インターネット広告を運用する前に!

1.設計から運用までの流れ

web広告は、設計をして出稿したら終わりというわけではありません。
たとえ広告のプロでも、最初に考えた広告設計だけではなかなかうまくいかないものです。

実際に運用してみると、思い描いたような結果ばかりではありません。web広告を最大限に生かし、目標とのギャップを埋めるためには絶えず改善が必須になります。まずは広告改善の流れがしっかりとできているかを考えてみましょう。全体の流れを見ることで、「今何をやるべきか」「どう効果を上げるのか」が見えやすくなります。

web広告の流れ

【設計】
1 Plan          目標を決め、達成のためのプラン作り
2 Do              プランに沿って広告出稿

【効果測定】
3 Check       目標とのギャップから改善場所を見つける

 【効果改善】
4 Act             目標に近づけるために改善場所に手を加える

それぞれの詳細は改めてご紹介し、ここでは各ステップを簡単に説明します。

2.広告の設計

広告の設計とは「目標達成のためにどういう広告を出すか決める」ことです。
どういう広告を出すかを考えるときに種類に目が行きがちかもしれませんが、「どんな広告からやるか」から考えるのは失敗のリスクが大きくなります。

ユーザーは1つの広告や情報だけでなく、さまざまな情報からサービスを理解して購入や登録に至ります。まずは「広告全体の設計→それを叶えるための個別の設計」という流れで考え、ユーザーが広告に触れる道筋を設計します。そして1番最後に広告の手法を考えます。ユーザーの行動心理を考えながら、複合的に広告を考えることを習慣づけましょう。

3.広告の効果測定

効果測定とは「目標と実際の現状にどれだけ違いが出ているのかを測る」ことです。
ここで大事なのは「成果を出すための測定をする」ということ。

web広告では、ユーザー1人ひとりのさまざまなデータを測ることができます。
情報量が多いのはいいことでもありますが、細かい数値や直接利益に関係のないところにばかり目が行って、いま必要な効果が測れなければあまり意味がありません。測定のための測定にならないように気をつけましょう。

4.広告の効果改善

効果改善とは「効果測定をした数値をもとに、次の一手を決めていく」ということです。つまり、測定したデータをもとに、広告まわりの制作物を変更する、予算配分を変える、新しい広告を出す、といったアクションを取ることです。

Web広告全体からそれぞれの広告、さらにはもっと細部でも、この一連の流れが回ることで確実に効果は出てくるはずです。また、広告でできることとサイト内部でできることはまったく異なるので、効果改善を考える際にはweb広告だけではなく、さらにサイト自体の改善にも気を配りましょう。

 

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