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レポートのコンバージョン数と来院数が違うのはなぜ?

レポートを見ると、コンバージョン数と実際に来院した人の数が合いません。
どうして合わないのでしょうか?

1. コンバージョンはどうやって計測されている?

google広告でコンバージョンとして計測している数は、そもそも来院数とは違います。
では、コンバージョンはどうやって計測されるのでしょう。

弊社の場合、レポートに記載されるコンバージョン数は2通りあります。

● 広告をクリックしてHPに行き、電話ボタンをタップしたとき
● 広告をクリックしてHPに行き、お問い合わせフォームを送信完了したとき

コンバージョンというのは成果のことなので、「予約の可能性がある電話ボタンをタップ」「予約やその後のアクションにつながる問い合わせフォームを入力して送信する」ことをコンバージョンとして設定しています。

2.インターネットのツール上では完全には計測できない

残念ながら、実際に来院したかどうかはインターネット上では計測できません。
来院する人がどういう経路をたどって来院するのかは人によって違い、すべてがネット経由というわけではありません。

たとえば、「電話ボタンをタップしたが、最終的に来院はしていない」という場合もあります。この場合はコンバージョンとして計上されますが、実際は来院していないため来院数には入らないことになります。あるいは、「電話ボタンはタップせず、電話番号をメモして電話アプリで電話番号を直接入力して予約し、来院した」という場合は、来院数には入ってもコンバージョンとしては計上されません。

このように、コンバージョンとは来院数そのもではなく、実際には計測できないケースがあるため数値が変わってきてしまうのです。

3.足りないデータを補う

コンバージョン数は運用の改善には重要な数値ですが、現実との精度的にギャップが出てきてしまいます。そこで弊社の場合は、それを「ペコリージョン」というツールでで補っています。お客さまにヒアリングしてもらい、来院数のデータを入力してもらうことでデータとして集積しています。

この「レポートのコンバージョン」と「ペコリージョンの来院数」の2つのデータから、その広告が来院に繋がっているのか、あるいは可能性はあるがもう少し様子を見てみたほうがいいのか、などを分析します。より多くのデータを見比べることで、実際の精度により近い分析ができるのです。

4.そもそもコンバージョン数と来院数は違うもの

このように、そもそもレポート上のコンバージョン数というのは、インターネットのツール上で計測できるもののみのコンバージョン数なので、来院数とは違ってくるのです。レポートに反映されない要素があるので、厳密にはそれを別の方法で計測して補う必要があります。

少し複雑かもしれませんが、コンバージョンがあってこそ、どのキーワード、どの症状でコンバージョンがあったのかを知ることができます。このコンバージョンがどこで発生したのかを少しでも記録することは、広告の改善の第1歩にもなります。ペコリージョンの場合であれば、お客さまが来院された際にヒアリングしてデータを入力する、というひと手間ががかかって面倒な作業かもしれません。ただ、特に集客が思わしくないときなどには、このデータが生きてくるはずです。ぜひ、集客のデータは頑張って集めていただきたいと思います。

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