リスティング広告

効果測定で広告の効果を把握しよう

以前にKGI/KPIについてご紹介しました。
=>今さら聞けない!KGIとKPIって何?
効果測定とは、この目標を達成しているかを測り、次の行動につなげるための準備をすることです。効果を測ること自体が目的ではないということは、心に留めておいてください。

1.効果測定の種類

効果測定には3つの測定要素があります。

インプレッション測定

どれぐらいの広告が見られたか。サービスの認知。

クリック測定

どれぐらいクリックされたか。サイトへの誘致。

コンバージョン測定

どれぐらい購入や登録などが起こったか。購入や登録。

94●2019.11.28_効果測定で広告の効果を把握しよう 2

図の右に行くほど数は小さくなり、コンバージョンに近くなります。

2.コストに対する指標

効果測定には、費用に対する効果を測る指標もあります。

CPM(インプレッション単価)

1000回の広告が表示されるのにかかった費用

CPC(クリック単価)

1回クリックされるのにかかった費用

CPA(顧客獲得単価)

顧客1人を獲得するためにかかった費用

3.その他効果測定でよく使われる指標

その他、次のような指標も使われます。
企業や業界によって異なる指標も使われることもありますが、この3つの指標はどの業界でも通じる指標です。

LTV(顧客生涯単価)

1人のユーザーが商品を買わなくなるまでの期間に企業にもたらしてくれる利益。
計算の仕方:【1ユーザーの月間平均売上×顧客維持期間】円

CPO(注文獲得単価)

1つの注文を獲得するためにかかった費用。
計算の仕方:【月間広告費÷月間注文数】円

ROAS(広告費対効果)

広告費に対してどれだけ売上が上がったか
計算の仕方:【広告経由の売上÷広告費】%

4.効果測定の前の準備

効果測定の準備をせずに広告を出してしまうと、数値の良し悪しの判断ができない、結局売上にはつながらない、ということにもなりかねません。リスティング広告などの運用型広告では、各広告の管理画面上からコンバージョンを測るタグを発行できます。広告測定ツールを使えば無料のツールよりも深い検証をすることもできます。また、毎日のように数値を追うことは難しいことなので、運用体制とルールを決めるのをお勧めします。

運用体制とルール化

・誰が測定をするのか
・頻度はどれぐらいか
・どの数値を測定するのか
・どのフォーマットで数値を管理するか など

最初にもお伝えしたように、効果測定とはその数値を測定した上で、どこが想定と違うのか、そのギャップを把握することで修正や改善をすることが目的です。その判断基準になるのがKPIですが、この数値に縛られすぎても本質を見失ってしまいます。KPIはKGIを達成するためのプロセスなので、KPIの数値だけに縛られず、「目標はKGIの達成」だということを忘れないようにしましょう。

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