2018.09.20
すでにリスティング広告を運用されている方はご存じかもしれません。
2018年７月２４日より、正式にGoogleが提供する広告サービスが一新されました。
提供サービスは新たに３つのサービスに集約され、2000年から始まった「Google AdWords広告」は、「Google広告」に変わりました。
Google公式ブログ
https://goo.gl/uJxKJs
１．Google広告概要
名称とロゴは新しくなりましたが、結論から言うと今のところ
実質的にサービスの内容はほとんど変わっていません。
現時点では、広告の掲載やレポートなど従来通りの運用が可能です。
ただし、管理画面の表示の仕方は変更されています。
7/24の正式変更までは、旧・管理画面と新・管理画面の両方が表示が可能でしたが
以降は新管理画面に統一されています。
管理画面が変わったとは言っても運用上は特に問題はないため、新しい画面に
慣れれば問題はないと思われます。運用しながら慣れていってくださいね。
サービスサイト：
https://ads.google.com/
２．その他のサービス
Googleマーケティングプラットフォーム
データ分析や解析などのマーケティング関連のサービスを集約（集約される前の名称が新しく変更しているものもあり）。
- Googleアナリティクス360スイートの製品群
（アナリティクス360、タグマネージャ360、オプティマイズ360、アトリビューション360、データスタジオなど） - Googleアナリティクス関連の製品群
（アナリティクス、タグマネージャ、オプティマイズ、データスタジオなど） - Google Audience Center 360（DMP）
- DoubleClick Campaign Manager
（メディアプランニングやレポート作成などのキャンペーン管理） - DoubleClick Bid Manager
（プログラマティック広告取引の購入側サービス、DSP） - DoubleClick Creative Solutions
（広告の作成や管理、DoubleClick Studio） - DoubleClick Search（検索広告の入札自動最適化など）
サービスサイト：
https://marketingplatform.google.com/
Googleアドマネージャ
メディア向け、広告掲載サービスを集約したもの。
- DoubleClick for Publishers
（メディア向け広告掲載サービス） - DoubleClick Ad Exchange
（プログラマティック広告取引の掲載側サービス、SSP）
＊ただし、Google AdSenseはそのまま
サービスサイト：
https://admanager.google.com/
３．変更に伴う現時点までの状況
現在はすでに解消されていますが
広告の不承認の点で一時期不具合が確認されました。
症例）関係のない内容で広告が不承認される
不承認理由）
「処方箋・医薬品の掲載可能地域」
実際にはHP内などに箇所が該当しない広告が不承認になるという事象が起こり
１週間ほど広告が停止になった。（全てではなく、一部）
Googleによると一部でシステムの不具合が生じ、関係のない広告に
不承認が発生してしまったようです。（弊社ではGoogleに問い合わせ
該当のクライアントに対して再度不具合が発生しないよう依頼し、現在では対処済み。
この「処方箋・医薬品の掲載可能地域」という不承認理由での広告不承認はすべて解消している。）
まとめ
今回、18年ぶりの変更ということですが
リスティング広告を運用にあたってはそれほど心配することはなさそうですね。
まずは新しくなった管理画面に慣れるようにしましょう。
Google アナリティクスやタグマネージャなどの機能を使っていた方は
多少慣れる必要があるかもしれません。
迷う場合などはヘルプセンターなども活用してください。
また、変更してまだまもないということもありますので、今後の動向には多少気をつけた方がいいかもしれませんね。
Google広告問い合わせ：
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/contact-us/
