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AIの学習に必要なCVが思うように獲得できない?!「マイクロコンバージョン」を設定しよう

最近のGoogle広告は、AIを使って学習をしているということは何度かお伝えしていますよね。特に、コンバージョンに対しては力を入れています。コンバージョンした時間帯、キーワード、ユーザーの傾向などの情報を学習して、よりコンバージョンを獲得するために広告を最適化したり、入札を強めたりとフレキシブルに行っています。ただ、コンバージョンが思うように獲得できていないと、必要なデータが集まらずAIが学習できません。そんな時はどうしたらいいのか?今回は、その対処法についてくわしくご説明します。

1.マイクロコンバージョンって?

コンバージョンまでにはいっていない、とても期待値の高いユーザーの行動などを「小さなコンバージョン」として捉えて、それをコンバージョンとして登録する、というものです。

2.具体的には?

通常のコンバージョンとして計測されるのは、「電話をタップする」「問い合わせをする」などですが、マイクロコンバージョンの場合はそこまではいかない行動です。たとえば、HPをよく閲覧している、お店の場所を確認するためにアクセスのページを閲覧しているなど、あとひと押しでコンバージョンしそうな期待値の高い行動です。厳密にはコンバージョンではなくても、これを小さなコンバージョンとみなして登録していこう、という流れです。

3.どんな効果がある?

このようなユーザーの行動を1つの「小さなコンバージョン」として登録することで、こういったユーザーを「期待値の高いユーザー」としてAIが認識できるようになります。たとえばコンバージョン自体は少なくても、コンバージョンを期待できそうな期待値の高いユーザーを集めようとAIが行動します。結果的には、それがコンバージョン獲得につながっていくというわけです。

4.どうやって設定すればいい?

1)まずは、Google広告で新たにコンバージョンの設定をします。
2)次に、Googleタグマネージャで詳細な設定をします。

たとえば「滞在時間が3分以上」「ページスクロールが80%以上」など、条件をGoogleタグマネージャで設定することができます。

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「滞在時間が3分以上」であれば、タグマネージャの「タイマー」という機能で設定ができます。

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「ページスクロールが80%以上」であれば、タグマネージャのトリガーで「スクロール距離」を選択します。ここでパーセンテージを設定すると、「そのパーセンテージ以上はコンバージョンする」という設定が可能です。

このように条件を設定することで、マイクロコンバージョンを記録することができるようになります。

まとめ

成果を上げるのには、設定したデータをいかに集めてAIに学習してもらうかが重要なポイントです。通常のコンバージョンで学習していくのが基本ですが、なかなかコンバージョンが集まらないという時には、まずはこのマイクロコンバージョンで期待値の高いユーザーの情報を覚えさせる、ということが大事になってきます。

コンバージョンが獲得できている場合でも、たとえば「滞在時間が3分以上」「ページスクロールが80%以上」でマイクロコンバージョンを登録しておくのは、決して無駄ではありません。現在、そのユーザーがどれぐらいいるのかを把握することができます。また、期待値の高いユーザーを集めることで成果にも繋がっていくので、獲得できなくて困っている場合も、コンバージョンが獲得できている場合でも、ぜひトライしてみる価値はありますよ。

 

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