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滞在時間0秒現象とは

広告を運用するに当たっては、ユーザーの滞在時間というのは大事な指標になります。ユーザーの滞在時間が長ければ、ユーザーがきちんと読んでくれていると言えるからです。今後の運用を検討する際に参考にすることができます。

ところが、「滞在時間が0秒」という場合があります。
この「滞在時間0秒」というのはどういう現象なのかご説明しましょう。

1.滞在時間の算出方法とは

例えば、ユーザーがページA→ページB→ページCという順で見たとしましょう。

●ページAを最初に見た時刻が午前10:00
●ページBを最初に見た時刻が午前10:05
●ページCを最初に見た時刻が午前10:10
●ページCを閉じた時刻が午前10:15

基本的には「最後にアクセスしたページの時間 – 最初にアクセスしたページの時間」がユーザー1人あたりの滞在時間になります。つまりこの場合の滞在時間は10分、ということになります。

2.滞在時間算出の仕組み

ここで、「ん?」と思った人もいるかもしれません。
よく見ると、ページAを最初に見た時刻が10:00でページBを見た時刻が10:05なのでページAを見た時間は5分間、ページBを見た時刻が10:05でページCを見た時刻が10:10なのでページBを見た時間は5分間です。滞在時間が10分ということは、ページCを見た時間が含まれていませんよね。

これは、それぞれのページの滞在時間を1つのページから次のページを見た時刻で算出しているからです。そのため、最後に見たページは次に見たページがないため、滞在時間が算出できなくなります。

3.滞在時間0秒現象とは?

そこで、グーグルアナリティクスでは滞在時間がわからないページを、次のようなルールで集計しています。

●離脱(2ページ以上閲覧された場合の最後の閲覧ページ)は、集計から外す
●直帰(1ページのみの訪問)は、滞在時間を0秒として、集計に組み入れる

「離脱」とは複数ページを見てからサイトから出て行った場合、「直帰」とはユーザーがサイトにやって来て、1ページだけ見てサイトから出て行った場合です。このため、「滞在時間0秒」という現象が起きるのです。

滞在時間0秒と言っても、ページを見ていないわけではないのです。平均滞在時間では0秒の滞在時間も含めて平均を取るので、滞在時間が短くなってしまうのです。結果、実際にページに滞在した時間よりも短い時間が表示されていることになります。 滞在時間についてはあまり神経質に捉えず、以前よりも増えた、減ったというように「相対的」に比較するのがオススメです!

 

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