Googleアバリティクス(旧ユニバーサルアナリティクス)終了まで、あと数ヶ月になりました。みなさんはバックアップはされましたか?Googleからもバックアップが推奨されていますが、どんな風にバックアップすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。しかも、自分でやろうとすると結構大変なんです。今回は、「こんなデータにしてみては?」というご提案も含めて、弊社が開始したバックアップサービスについてご紹介します。
1.バックアップデータってどんなもの?
かなりのデータ量になるので、ここから数値を把握するのは難しくなります。
「URL」「エリア」「チャネル」「メディア」「ソース」という5種類のデータを取り込んでいます。
1ページには「ページURL」「ページタイトル」、数値として「ページビュー」「セッション数」「ユーザー数」「新規ユーザー数」「イベント数」「全コンバージョン数」、これらのデータが1行に取りこまれています。
日別のデータで取り込んでいるので、ページビューやセッション数など、日ごとの数値が分かります。さらにバックアップデータはGoogleの「Looker Studio」というツールを使っています。
2.実際のバックアップデータレポート
Googleの「Looker Studio」を使用することでレポートとして表示することができ、グラフ表示や期間集計、ソートも可能になり、見やすくなっています。
1)サイトコンテンツ
URLのデータを元にサイトコンテンツというページを作成しています。
どんなページがよく見られているのか、ここで分かります。
2)ユーザー地域
どのエリアからHPを訪れたのかが分かります。
ここでは「神奈川県横浜市」が1番多いのが分かりますね。
3)チャネル
「オーガニックサーチ」「ダイレクト」「リファラー」「ソーシャルメディアから流入」といったどこからどれぐらいの流入があるのかを表示しています。
4)参照元/メディア
こちらは左側が参照元、右側がメディアです。
ここではGoogleのオーガニックからが1番多いのが分かります。
5)参照元
先ほどのページと違うのは、メディアの部分でオーガニック、リファラーの表記がないだけです。数値としては「参照元/メディア」と同じです。こちらの方が見やすくなっています。
このように、各ページにデータごと種類をまとめて表示してくれます。
「2021/01/01~2021/12/31」という期間を「2021/04/01~2021/04/30」のように、4月のデータ、3ヶ月分のデータなど期間も自由に選択できます。
3.「Looker Studio」だと何がいいの?
Looker Studioを使うメリットは、通常のレポートよりも使いやすいところです。
エクセルやPDFでは、期間集計をする際に期間を変更するのが難しいのですが、先ほどもご紹介したように、このレポートでは簡単に期間設定ができます。自分でバックアップする際には、エクセルやPDFが多いと思いますが、弊社のバックアップデータなら、バックアップ自体もそうですが、その後のデータ利用も簡単になります。
4.もっと詳細なバックアップデータがほしい場合
もっと詳細なデータを取りたい方は、別のサービスを探していただく方がいいでしょう。弊社では、アナリティクスの全ての項目ではなく、必要であろう最小限の項目に絞ってバックアップを取得します。データ自体も大切ですが、せっかくバックアップを取っても、使いづらいデータではなかなか活用できないのではないかと思っているからです。あくまでも、今後の運用に活かせて無理のないバックアップデータをご提供しています。
まとめ
今回はアナリティクスのバックアップサービスについてご紹介しました。
このバックアップレポートは、アナリティクスでできたような、細かい多次元での分析はできません。ただ、主要な数値を掴むには充分なデータです。より詳細なデータがほしいという方にはお応えしきれないかもしれませんが、「アナリティクス終了までにバックアップがなくなるよりあった方がいい」「必要最小限のものがあればいい」というような方にはぜひお勧めのサービスです。料金などに関しては、専用ページのリンクからご確認いただけます。
<バックアップサービス専用ページ>
https://peccolis.com/analyticsbackup/