以前にもご紹介したように
Yahoo! Japanが提供する広告ネットワークに広告を表示する仕組みです。
(スポンサードサーチとは区分が異なるため、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
広告用に新たなアカウントを作成する必要があり。ログイン自体は共通の
ID・パスワードで可能。広告費の管理やレポート、設定などは完全に別システム。)
Googleのディスプレイネットワーク広告と似てはいますが、全く同じではないため
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク広告にはYahoo!ディスプレイアドネットワーク広告に対してのポイントを意識する必要があります。
1.サイトリターゲティング
タグをwebサイトに埋め込み、リストを作ってキャンペーンを設定
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク広告の中でも1番押さえておきたい機能で
Googleディスプレイネットワークの「リマーケティング広告」とほぼ同じです。
Googleで高い効果が出ていれば、サイトリターゲティングでも成果が期待できます。
成功のポイント
- リスト作成や広告設定など、基本的には
Googleのリマーケティングと同じ感覚でよい
- 「コンバージョン最適化」
(Googleのコンバージョンオプティマイザー)を設定する
*「コンバージョン最適化」:コンバージョン単価の目標値を入力することで、
目標のコンバージョン金額内で可能な限りのコンバージョン数が獲得できるよう自動で
調整してくれる機能。(ただし過去30日間に15件以上のコンバージョン実績が必要)
2.インタレストマッチ
広告を作成するだけで、広告の文章から的確な配信先を分析して、自動で配信
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク広告独自の配信方式です。
(Google AdWordsではテキスト作成に合わせ、配信先のキーワードや
カテゴリ等で指定する必要あり)
成功のポイント
- 広告テキストで配信先が決まるため
様々なバリエーションの広告を作成しそれぞれをグループ別にする
- 考えられるだけの自社のサービスに関連するキーワードを洗い出す
- できるだけ多くの広告グループ/広告を作成する
- 比較的低価格で配信し、徐々に上げながら効果の高いものを
洗い出して絞り込んでいく
3.サーチターゲティング
ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードを指定し、コンテンツ連動型広告を配信
例:「腰痛」を指定
→ 「腰痛」を検索したことのあるユーザーに対してコンテンツ連動型広告を配信
目的があって検索するユーザーを指定して広告を出すことになるため
キーワード次第で効果が期待できます。(現在、Yahoo!ディスプレイアドネット
ワーク広告のみ全アカウントに対して提供される機能)
成功のポイント
- スポンサードサーチ(Yahoo!Japan)や
Google検索ネットワーク広告で成果のあるキーワードを
登録することで成果が期待できる
- Yahoo!Japanであらかじめ決められたキーワードリストからのみ
キーワードが選択可能なため、自社サービスに関連しそうなキーワードを
ひととおり洗い出してから設定してみる(全体的にアクセス数の大きい
ビッグキーワード中心)
まとめ
まずはサイトリターゲティングのために
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク広告のアカウントを開設する
ぐらいの気持ちで始めてみてもいいかもしれません。
広告の文章から配信先を分析して自動で広告配信してくれる
インタレストマッチも直観的に配信先を決めることができ
手をつけやすい機能でしょう。
サーチターゲティングは、自社サービスにとって売れるキーワードを
見つけることができれば高い効果が期待できます。
スポンサードサーチやGoogleで成果の出ているキーワードは
高い確率でサーチターゲティングでも成果が出るはずです。