Googleにはさまざまなルールがあり、最近の状況として整体院や治療院などの広告が「Googleのポリシーに抵触する」という理由で不承認になるケースがよく起こっています。
誤解を招くコンテンツとして不承認になる広告というものはどういうものなのかご紹介いたします。
1.サイトなどに「治療・患者・診察」などの表現
Googleはポリシーとして、「整体院・治療院のサイトが医療行為を行っているかのような誤解を与えていないか」ということに目を向けています。
整体などの施術院は、基本的に医療行為と区別された「医療類似行為」に分類され、医療機関とは異なるとされています。いわゆる「医療行為」を行うことができません。その為に、医療行為を行っていると誤解を与えないように、医療機関で使用する言葉と区別する必要があります。「治療」「患者」「診察」などの用語がサイト内などで使用されていると、「医療行為と誤認される恐れがある」としてGoogleのポリシーに抵触しているとみなされ、広告が不承認になるケースがよくあります。
きっかけ
過去に医師のきちんとした監修なしにアップされたサイトが、あたかも
正しいかのような情報として公開されていました。これをきっかけに、グーグルは「健康に関する情報」に対して特に注意を払うようになりました。その為、整体院のサイトでは
原則として「治療」などの医療行為が行われているかのような表現があると
広告不承認という形で制限されるようになっています。
2.「必ず治る」などの断定的な表現
同じように「必ず治る」といった表現や、「AだからBである」といった断定的な表現も制限の対象になります。このような場合は、「治る可能性がある」「緩和する」「改善する」などの表現にする必要があり、断定する言い方も変える必要があります。
3.広告不承認の確認の仕方
不承認になった広告の不承認理由は確認することができます。
(Google広告リニューアル版の場合)
個別に確認
「広告と広告表示オプション」ページに移動
>不承認になった広告・広告表示オプションを見つける
>「ステータス」列で「不承認」の表示にカーソルを合わせる
>該当ポリシーに関する説明へのリンクが表示
フィルタでまとめて確認
広告の数が多いアカウントでは、フィルタでまとめて確認すると便利です。
「広告と広告表示オプション」ページでデータ表の上にあるフィルタアイコンをクリック
>「ポリシーの承認状況」選択
>「不承認」のチェックボックスをオン
>「適用」クリック
まとめ
弊社では、このような広告の不承認に対してGoogleと連携を取って対応しています。
広告が不承認ばかりで稼働しないという場合にはご相談いただければアドバイスさせていただきます!