PPC広告を出すからには、集客を失敗したくはないですよね。
実は、簡単に実践できる3つのポイントを意識すれば、失敗の確率は限りなく減らすことができます。
1.ポイント1:業者の選定をしっかりする
広告を出すことができても、運用する業者が広告主の意図をしっかりと理解していないと思い描く集客にはつながりません。たとえば治療院の広告なら、治療院の集客経験がない業者よりも経験がある業者に依頼するほうが有利です。
さらに、治療院を専門にしている業者に依頼すれば、成功パターンもよく分かっているはずです。広告が不承認になった時の対応、費用対効果が良くない傾向にある症状や除外ワードをしっかりと設定していないと余計なクリックを集めてしまう症状など、専門的に治療院に特化しているからこそのノウハウを持っています。このような業者に依頼すれば、成果も早く出すことができます。
もう1つ、運用費にも注目してみてください。運用費は、安ければ安いほど広告費に充てることができます。その分、1人でも多くのお客さまを集めることに使うことができます。運用費が高すぎる場合は、業者の見直しを検討してみても良いかもしれませんね。
2.ポイント2:集客の計画を立てる
集客するために、1人あたりどれぐらいのコストがかかるのか、運用したことがない場合にはなかなか想像がつかないものです。集客にどれぐらいの予算を充てればいいのかがわからないと、集客の計画を立てることができません。それでは、新規のお客さま1人当たりどれぐらいのコストで集客できるのでしょうか。症状やエリアの競合性などによっても変わってきますが、まずは、1人当たり7000円と考えて計画してみましょう。
集客コストのイメージができていない場合、なんとなく運用してしまいがちです。そうなると、「広告を出していて何人か集客にはなっているが、それがうまくいっているのかわからない」「本当はもっと安く集客できるのではないか?」というように、いろいろな不安が出てきてしまいます。不安というだけで広告を止めてしまったり、実は成果が出ていないのにそのまま広告を出し続けてしまったりと、本来なら必要のない方向に行ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、まずは7000円という1人当たりの集客コストを設定してみましょう。その金額を元に何人のお客さまを集めたいのか、仮に1ヶ月に5人を集客したいとすると、7,000円×5人=35,000円が広告費として必要なコストですね。このように、目安となる具体的な広告費を計算して、計画を立てましょう。
3.ポイント3:HP経由のお客さまを症状ごとにカウントする
「どんな症状で何人のお客さまが来院されたのか」を把握しましょう。さらに「症状ごとにどれぐらいの広告費を掛けたのか」というデータを掛け合わせることで、「症状ごとのCPA」を出すことができます。これにより、症状ごとの費用対効果の良し悪しが分かりやすくなります。
費用対効果が悪い症状の場合は、「HPに問題がある」「市場での競合性が高い」など何かしら問題が潜んでいる可能性が高いということです。費用対効果の悪い症状が分かれば、予算を増やす、逆にその症状は諦めてもっと集客効率の良い症状に予算配分するなど、改善のための対策を講じることができます。
まとめ
今回ご紹介した3つのポイントは、テクニックとしては難しいものではありません。簡単に真似できるものです。特に集客の計画を立てるというのは、難しいことではありませんがとても重要です。この計画があれば慌てることもありませんし、せっかく上手く言っている広告を台無しにするということもありません。
PPC広告をこれから始めるという人だけでなく、いま現在運用していて見直しを検討している人も、この「環境」「計画」「現状把握」につながる3つのポイントをぜひ押さえてみてください。