リスティング広告

Google広告をいちから始める手順完全解説【エキスパートモード設定編】

前回は、「スマートアシストキャンペーン」でGoogle広告を初めてスタートする際の「スマートモード」での設定方法を解説しました。広告が初めての人にとっては、わかりやすくすぐ広告が始められて便利な「スマートモード」ですが、これで始める場合は簡易版になります。

今回は、通常版である「エキスパートモード」の設定手順を解説します。細かい設定なども変わってきますし、長期的に見てもエキスパートモードを使用するほうがおすすめですので、ぜひこのブログを参考にしてください。

1.広告設定が完了したら

前回のスマートモードでの広告設定が完了すると、完了ページが表示されます。
「アカウントへのログイン続行」ボタンをクリックしてみましょう。

広告画面の設定が完了し、概要が表示されます。
この時点では「スマートアシストキャンペーン」での設定です。以前のバージョンでは、これをスキップして直接エキスパートモードからスタートすることもできましたが、新規のお客さまや広告主の場合は、まずこの設定を行う必要があります。

2.表示を切り替える

エキスパートモードに切り替えるには、右上の「設定」をクリックします。

さらにプルダウンメニューから「エキスパートモードに切り替える」をクリックしましょう。

代理店などの業者はエキスパートモードを使っています。スマートモードは初心者向けの設定ですので、エキスパートモードに切り替えるのをおすすめします。「エキスパートモードに切り替える」をクリックします。

これでエキスパートモードに切り替わりました。

左側の「キャンペーン」のプルダウンメニューから、さらに「キャンペーン」を見てみると、作成したキャンペーンが表示されています。このキャンペーンは先ほど作成したものなので「スマート」と表示されています。

さらに細かい設定をしたい場合は、新たにキャンペーンを作成します。作成する際には、「+新しいキャンペーン」をクリックすると作成できます。

3.新しいキャンペーンを作成する

それでは新しいキャンペーンを作成してみましょう。

まずはキャンペーン目標を選択します。ここではHPからの電話や問い合わせを重視する場合で作成してみるために「販売促進」を選択します。

コンバージョン目標は後からでも設定できます。ここでは右下の「続行」ボタンをクリックします。

次に、キャンぺ―ンタイプの選択をします。検索型広告の場合は「search」を選んでください。

「目標をどのように達成するかを選択してください」というものが表示されます。今回は電話や問い合わせの目的としているので、「電話件数」と「実店舗への来店」を選択し、電話番号を入力します。

次の「キャンペーン名」は、この時点で決まっていなければそのままでも構いません。「続行」ボタンをクリックします。

さらに「単価設定」が表示されます。「重視している要素は何ですか?」という項目を選びます。ここではコンバージョンを選ぶこともできますが、最初は「クリック数」を選択するのがおすすめです。上限クリック単価のチェックは外しておきましょう。

「顧客の獲得」も、最初はチェックをいれないで設定してみてください。これで、右下の「次へ」をクリックします。

次は「キャンペーン設定」ですが、「ネットワーク」の項目は、ペコリスでは2つともチェックをしないことを推奨しています。

その次の「地域」は重要なので間違わないように気を付けてください。ここでは「別の地域を入力する」を選択して、検索オプションをクリックします。

「範囲」を選択して、住所を入力します。このままでは20マイルの範囲になってしまうので、鉛筆マークをクリックして「5km」に範囲を変更します。

これで、店舗を中心に半径5kmの設定になります。最後に「保存」をクリックしましょう。

「オーディエンスセグメント」や「インテントマッチキーワード」などは、今の時点ではまだ設定する必要はないので、そのまま「次へ」をクリックします。

次は「キーワードと広告」の項目。
まずはキーワードについてです。「キーワードのスキャンに使用するURLを入力」にはHPのURLを入力し、「キーワード候補を更新」をクリックします。すると、HPから読み取ったキーワード候補の一覧が表示されます。この中から、不要なものは削除することができます。

ここで、ペコリスでおすすめするのは、「Googleリスティング」などの王道のキーワードを1つだけにするという方法です。不要なキーワードを削除したら「すべて適用」をクリックしてください。

次に「広告」の「最終ページURL」にはランディング先のURLを入力します。

「表示URLのパス」はリスティング/代行、などと入れると、右側に表示されているようにURLの横に入力した文字を表示させることができます。ここは審査の対象にはならないので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

さらに「電話番号」も登録しましょう。HPから読み込まれている場合は、選択すればOKです。

「広告見出し」は、スマートモードでは見出し候補が出てきますが、エキスパートモードでは出てきません。自分で入力する必要があります。

ただ、説明文には「候補を表示」というボタンがあるので、そちらから選ぶことができます。

その次の「ビジネスの名称とロゴ」は、一定期間がたたないと入力できません。一定期間が経過し、広告主の適格性確認が終わったら入力可能です。

「サイトリンクのテキスト」に入力することで、項目のボタンを作成できます。

たとえば「会社紹介」と入力すれば、このように表示されます。後はURLを入力します。サイトリンクは全部で20個まで登録できます。HPの中に項目が多い場合は、できるだけサイトリンクを作成すると良いでしょう。説明文と最終ページURLを入力し、入力が完了したら「作成」ボタンをクリックします。

次は「コールアウト」を入力します。店舗の特徴や主力商品など、お店の強みを入力するところです。「+コールアウト」をクリックすると、「新しいコールアウトを追加」という画面になるので入力しましょう。入力したら「保存」をクリックしましょう。

入力した項目にチェックが入っている画面に切り替わったら、「適用」をクリックして設定完了です。「次へ」をクリックしてください。

次は「予算」です。

デフォルトで3つほど予算の選択肢がありますが、ここでは「カスタム予算の設定」を選んで金額を入力しましょう。1日平均1,000円で1ヶ月約3万円です。わからない時はこれぐらいを目安にしてみてください。入力したら「次へ」をクリックしましょう。

これで「キャンペーンを公開する準備が整いました」という表示がされ、設定した内容が表示されます。問題なければ、最後に「このキャンペーンを公開」のボタンをクリックしてください。

ページが切り替わり「広告グループは審査中です」と表示されます。この審査が完了すれば、広告がスタートします。

「概要」で現在のステータス状況が確認できます。

まとめ

いかがでしたか?初期のころから考えると、何度もバージョンが変わっています。ここまでに、なるべく簡単に広告を出せるようにという工夫がされてきました。ただ、長期的な運用を考えると、簡易版にまず誘導されてしまうところは残念なところでもあります。みなさんは、ぜひエキスパートモードで広告のキャンペーン立ち上げにチャレンジしてみてください!

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