リスティング広告

Google広告の最適化案はこれさえ押さえれば大丈夫!

スマホにGoogle広告のアプリを入れていると、かなりの頻度で最適化案が送られてくることにお気づきでしたか?その度に「最適化スコアが○%ダウン」というような通知もされているので、不安になったり、どうしていいかわからずに放置している人もいらっしゃるかもしれません。今回は、大量に送られてくる最適化案について徹底解説します!

1.最適化案ってどんなもの?

広告のパフォーマンスを維持するための最適化案

大きく分けると2つあります。

現在の広告を良い状態に保ち、しっかりと守るための最適化案です。

1)広告とアセット                             3項目
2)キーワードとターゲティング       5項目
3)測定                                             1項目

3種類あり、トータルでは9種類の最適化案があります。

ビジネスを拡大するための最適化案

ビジネス自体をもっと成長させていくために必要な最適化案です。

1)キーワードとターゲティング                      3項目
2)入札単価                                          11項目

2種類あり、トータルで14種類の最適化案があります。
このようにかなりの数があり、最適化スコアが○%ダウンしていますよ、という通知とともに次々と最適化案が送られてくれば不安にもなりますね。とは言え「何かしなければ」と思いつつも、実際にどの最適化案を実践すればいいのかわからないという人も多いはずです。あるいは最適化案を採用したことで悪影響が出てしまうのではないか?と躊躇して放置していていませんか?そんな人たちのために、実際の画面で徹底解説していきます。

2.広告のパフォーマンスを維持するための最適化案

1)広告とアセット

これは、3項目とも「オン(チェックを入れる)」で大丈夫です。
チェックをいれることで「オン」になり、適用されます。

◆広告のローテーションの最適化

「オン」にする

成果の良い広告が自動的に選択されて表示される機能。
良い広告が多く表示されるにこしたことはないので「オン」にします。

◆レスポンシブ検索広告の追加

「オン」にする

現在では、ほぼ拡張テキスト広告だけしか出していない、という人はいないと思いますが、拡張テキスト広告だけという人の場合はレスポンシブ検索広告を自動で追加してくれます。

◆レスポンシブ検索広告を改善

「オン」にする

アセット・説明文の追加を自動で行う機能。
ある程度の精度もあるので、それほどかけ離れた内容にはなりません。実用レベルと考えていいレベルなので「オン」にします。

2)キーワードとターゲティング

◆Google検索パートナーを使ってリーチを拡大 
チェックを外す

予算が充分になり、認知度を上げて行きたい場合であればチェックを入れるのも1つです。基本的にはGoogle検索にだけ出すことが多いと思いますので、チェックは外して大丈夫です。

◆重複するキーワードの削除
チェックを外す

キーワードが複数の広告グループで重複した場合、効率化のために削除する機能。どちらの広告グループのキーワードを削除するのかは検討する必要がある場合もあります。自動的に削除されてしまうと、意図していたグループでキーワードを集められなくなってしまうことも考えられるので、チェックは外しましょう。

◆広告配信に使われていないキーワードの削除
チェックを外す

「重複するキーワードの削除」と似たようなことが考えられるので、チェックは外します。

◆競合する除外ワードの削除
チェックを外す

キーワードとして登録しているワードが除外ワードに入っているということがありますが、きちんと除外ワードを管理していれば問題はありません。

◆最適化されたターゲティングを使用する
「オン」にする

3)測定

◆コンバージョントラッキングのアップグレード
「オン」にする

以前は「接点ベース」「ラストクリック」などありましたが、Google広告内部のアップグレードに伴って、その都度コンバージョントラッキングの方式も変わってきています。ここはそれに伴って自動的にアップグレードされる方がいいでしょう。

3.ビジネスを拡大するための最適化案

1)キーワードとターゲティング          

◆新しいキーワードの追加
チェックを外す

これはどんなキーワードかにもよります。AIが最適なワードを提案してくれるとは言っても、予算の都合や狙いたいキーワードがあるなど色々な意図もあります。自動化することで出稿の幅もどんどんと広がってしまうので、今の時点ではチェックを入れなくていいでしょう。通知で表示されるワードはチェックしておくと良いかもしれませんね。

◆部分一致キーワードの追加
チェックを外す

最近Googleでは「部分一致でのキーワード登録」を推奨しています。コンバージョンが毎月10~15件以上をしっかりと獲得できていて、なおかつどういうキーワードがコンバージョンにつながっているのか、AIがしっかりと学習できている状態であれば適用を考えても良いでしょう。部分一致でうまく成果が出ている場合も見受けますが、部分一致に頼り過ぎると無駄なクリックが激増する可能性も否定できません。検索クエリの管理ができない状態など闇雲にチェックを入れるのであれば、無駄なワードが発生してしまうことも考えられるので、ここはチェックを入れないようにします

基本的には最初の設定でディスプレイネットワーク広告は表示しない設定になっている場合が多いと思います。適用してしまうとまた表示されるようになってしまうので、ここもチェックは入れません。

◆ディスプレイネットワークを使用する
チェックを外す

基本的には最初の設定でディスプレイネットワーク広告は表示しない設定になっている場合が多いと思います。適用してしまうとまた表示されるようになってしまうので、ここもチェックは入れません。

2)入札単価

赤枠内はすべて入札単価に関する内容です。どんな入札単価を設定しているかによります。同じものであればチェックを入れて良いでしょう。ただ「違う入札単価を導入する」にチェックを入れてしまうと、自動的に入札単価が変更されてしまう恐れがあるので選択する際には注意してください。

その下の赤枠内の4項目についてはチェックは入れなくて大丈夫です。すでに入札戦略で設定していて、最適化案が同じ内容であればチェックを入れても構いませんが、いずれにしてもすでに設定しているので新しく設定する必要はないでしょう。

◆アカウントのデフォルトの目標として「来店」を追加
「オン」にする

治療院のような来店型のビジネスの場合は、必ずオンにしておきましょう。

4.自動適用機能

ここまで設定を1つひとつ見てきましたが、これらを自動適用するという機能があります。

管理画面を開き、右上の「自動適用」アイコンをクリックします。

自動適用のページが開くので、これまでにご説明した「最適化案の内容を自動適用させる/させない」をチェックをいれるか外すかを選択して保存します。保存以降はチェックしたものが自動で適用されます。毎回聞かれるのが面倒であれば、こちらで設定してみてください。

まとめ

自動適用していいのか、しない方がいいのかというのは、ある程度知識がないと判断できません。だからと言ってむやみに適用してしまうと、思惑と違う結果になることもあるのでよく見極める必要があります。

最近では見なくなりましたが、「自動的に予算をどんどん上げて行く」という設定があったこともありました。しっかりと確認せずに安易に最適化案を認証してしまうと、予期せぬ結果になって費用対効果を落としてしまう可能性も十分あるので、ぜひ注意して選んでください。

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