集客が減っているときはどうするべき？

緊急事態宣言などの影響でwebからの集客が落ちてきているように思います。
実際アクセスは減って来ているのでしょうか？業界全体としては、この時期どんな状況なのでしょう？コロナの影響もあり今は仕方ないと考えますが、できることをするべきなのか、それとも何か対策などはあるのか、迷われることも多いと思います。

１.　ここ最近の状況は？

コロナウイルスの影響で、急激に来院件数が落ちたり、逆に反動で急に跳ね上がったりと例年にない動きが出てきています。中には昨年の11月、12月ごろから落ちてきているというお話もあります。緊急事態宣言が出るとみなさんが外出を控える傾向になり、コロナ禍の影響が出ているということは言えるでしょう。

ただ、同じ状況でも来院数が落ちたというところと、あまり変わっていないというところがあるのも事実です。明確な「これ」という原因は難しいですが、そのひとつは、お客さまの年齢層が考えられます。年齢層が高い場合はコロナウイルスに感染した場合のリスクが高くなるため、来院を控えていることが考えられます。逆に年齢層が低ければ、体力的にも、重篤化するリスクも低いという意識で、来院することにあまり抵抗がないということが考えられますね。推測にはなりますが、やはり何もない状況と比べると行きづらい状況であるということは言えるでしょう。報道なども、安心感や気持ちが開けるような内容になっていけば、従来の流れに戻ってくるのではないでしょうか。

２．今は広告はどうするべき？

ところで、「おうち時間」が増えることで、インターネットの閲覧時間も増えているようです。広告のクリック状況を見てもクリック数は減ってはいませんが、クリック単価を見てみると、実は若干落ちている傾向があります。この状況で広告を止める競合他社がいると考えれば、市場に出る広告の量が減り、リスティング広告の仕組みから結果的にクリック単価は低くなってきます。

そう考えると、逆にいい機会だと見ることもできますね。今はネットユーザーも増え、しっかりと比較検討している時期だと言えます。そこで広告を止めてしまうことは機会損失にもなり、今は広告を出しておくのをお勧めしています。状況が落ち着いた後のことを見越して考えるのがいいのではないでしょうか。

３．「おうち時間」が増えている今がチャンス

それでは、いまできることは何か。まずホームページの改善に目を向けてみてはいかがでしょうか。年間を通してずっと稼働率が良い時期が続けばいいのですが、コロナに限らず、集客があまり良くない時期というものはあるものです。この時期に「何をするか」によって次の波をどれだけ取り込んでいけるか、というのがとても大切です。お店を経営していれば、みなさんきっと考えていることでしょう。忙しい時期というのは、なかなかそこまで手が回らないものですよね。この時期にこそ準備をしっかりとする、そして忙しくなればお客さまに向き合う。。。今までなかなか手を着けられなかったものを見直したり、手を着けたりしてしっかりと「そのとき」のために準備をしてみてください。

４．具体的にどうすれば？

みなさんはHPに症状ごとにページを作られているでしょうか。
お勧めなのは、メインビジュアルにこだわるということなんです。制作費もかかってくるのでご自分で作られる場合もあると思いますが、できればプロに任せるなどしてある程度のクオリティを考えてみてください。

最近のネットユーザーは、日ごろからさまざまなサイトや情報に触れていて、ある意味でとても目が肥えてきています。そして、ファーストビューとなるLPは、まず最初に目に触れるところです。せっかくユーザーが広告をクリックしてくれても、ファーストビューで何か違和感があると、すぐに離れてしまいます。それも、「作りが素人っぽい」「肩こりで検索したのに、頭痛にお悩みのあなた、ではちょっと違うな。もっとしっくり来るものがあるだろう」といったほんのささいな違和感であったりします。

WEB業界では「３秒ルール」などと言われますが、それがささいな違和感でも、ほんの一瞬でユーザーには判断されてしまいます。この機会に、ぜひページを開いて３秒で違和感を与えないようなメインビジュアルにしてみてくださいね。他にも、Googleマイビジネスなどの写真や情報を充実させるなど、情報をしっかりとまとめてみるのもいいですね。