ついにYahoo!広告でも画像表示が可能に！

これまでGoogleには画像表示オプションの設定がありましたが、2024年4月にYahoo!広告にも画像表示オプションが追加されました。これは、検索広告に画像が一緒に表示される仕組みです。Yahoo!広告では「画像アセット」と呼ばれます。今回はこの可像アセット実装について詳しく解説します。

１．画像アセットとは？

Google広告の画像表示オプションに当たるのが「画像アセット」。広告の見出しや説明文が表示されるエリア内に画像が一緒に表示される機能です。

（引用元：Yahoo!広告）

このように広告に画像が表示されます。画像が広告内に入るだけでかなり内容がイメージしやすくなり、心理的に思わずクリックしたくなります。文字のみの広告よりも、やはりカラーの画像が入っているとインパクトは大きくなります。それだけ目を引き、クリックしやすくなるという仕組みです。

（引用元：Yahoo!広告）

モバイルでは、画像が入ることで広告の面積がかなり大きくなるのも画像アセットのメリットです。

掲載順位が上位の場合には表示されるのでは？と思っている人も多いかもしれませんが、掲載順位が低い場合でも表示される可能性があります。そのため、たとえ入札が弱いとしても設定しておいて損はありません。

キャンペーン単位でも、広告グループ単位でも設定が可能です。同時に設定した場合は、広告グループ側の設定が優先されます。

・１：１ ⇒　３枚以上

・1.9：１ ⇒　１枚以上

●正方形の画像３枚、横長の画像１枚をセットで、キャンペーンもしくは広告グループ単位で設定するのがおすすめです。

・jpegまたはpng（gifは登録できません）

（引用元：Yahoo!広告）

画像を設定する際には次の２点に注意する必要があります。

画像上に文字は配置できません。純粋な画像のみということになります。Meta広告でも敬遠されていますが、Yahoo!広告画像アセットでは完全に使用できないので注意してください。

全体的な枠も、一部だけの枠でも、枠があるものは使用できません。デザイン上の問題なので、あえて外枠の必要性がなければ問題はないでしょう。

どんなサービスを提供しているのか、どんな業態なのかがぱっと一目でわかるような画像４枚を、まずはキャンペーンに登録してみましょう。

Yahoo!広告も、かなりリッチな広告表示になってきました。オーガニック検索ではすでに画像が表示されていましたが、いよいよ広告にも画像が表示されるようになります。参考までに、Yahoo!広告の利用率をご紹介します。

（引用元：王道ＤＸ）

（引用元：王道ＤＸ）

スマホでは16.6％、ＰＣではBingよりも順位が低く8％程度です。10年ほど前までは約30％のシェアがあったYahoo!ですが、勢いが落ちてきているようです。せっかく今回広告の機能もアップグレードされているので、シェアが上がるのを期待したいですね。