1.ユーザーとの対話で考える
ランディングページの利点の1つは
広告を出す側でユーザーに触れる情報の順番を決めて提供できることです。
ただし、「何か違う」と途中で思われてしまえば、ユーザーは離脱してしまいます。ユーザーが求めている情報と、出稿側が伝えたい情報をバランスよく並べることが大切です。
「ユーザーの知りたいこと」「コンテンツの中身」「そのために伝えたいこと」
これらを整理すると、出すべき情報の順番や足りていないものが見えてくるでしょう。
目的 :興味を引く
考え方 :注意を引き付けるキャッチコピーと画像とは?
LPの構成例 :○○のお悩みにはもうさよなら!/1日100円で○○生活!
目的 :ユーザーが買う理由
考え方 :なぜその商品を選ぶべきか?
LPの構成例 :あなたの○○が解決!/他とくらべてここが違う!
目的 :購入リスクの低減
考え方 :悩む理由を解消するには?
LPの構成例 :購入者の口コミ/返金保証 など
2.5秒で伝える
ユーザーがサイトに来てから1番離脱が多いと言われるのは
ファーストビュー(ページに移動する際に最初に見える部分)です。
自分自身に置きかえてみてください。ネットで何かを探すとき、意外とパッと見ですぐに他のサイトに移ってしまいませんか?
実際、パッと見で「違うな」と判断される時間は短く、ファーストビューを見て5秒未満に離脱する割合は90%以上、とも言われます。それだけ、瞬間にどれだけ伝えれらるのかが勝負です。このとき、「画像」と「キャッチュコピー」の2つがうまく機能すれば、伝えたいこと、感じてもらいたいことを5秒で伝えることはできるのです。できるだけ効果が出るようなテクニックもご紹介しましょう。
「気になる!」を引き出す
・商品を使うことで叶う未来を伝える
・今の悩みを当てるようなチェックリストを使う
・商品の1番魅力的なポイントをユーザーの言葉で伝える
「思っていたのと違った・・・。」を防ぐ
・広告で使用するキャッチュコピーを使う
・広告バナーで使用する画像を使う
・キャッチコピーを表現している画像を使う
現在すでにLPがあるなら・・・
自社の商品・サービスを知らない人に5秒見てもらう
→「何のサイトだと思うか」「これにどんな魅力を感じるか」など聞いてみる
3.必要性とリスクを考える
たとえ、その商品の購入やサービスの利用するべき理由を理解してもらったとしても、購入や利用をためらわれてしまえば、最終的なコンバージョンにはたどり着けません。そのためには「商品の必要性を上げて、買う・利用することへのリスクを下げる」ということが大事になります。
必要性を上げていく
・購入・利用しないとこれだけの損をする!
・購入・利用するとこんなに幸せになる!
・他の商品・サービスよりも、これだけメリットがある!
このような点をしっかりと伝えていくことで、商品・サービスの必要性を上げる。
リスクを下げていく
・金銭的リスク(購入額だけでなく、維持費も含めて)
・性能の信頼度(口コミ、第3者からの評価)
・継続性(続けられるか、故障の場合など)
・選択の失敗(自分に合わなかった際の対応、返金など)
これらを明確に伝えることでユーザーの不安や心配を解消し、リスクを下げる。
LPとは、簡単な1ページと思われがちですが、意外と奥が深いのです。
これらの押さえるべきポイントは、ぜひ取り入れてみてください。