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競合整体院に負けない!Google広告3つの戦略

競合店に負けず、広告費を無駄にせずに集客効果を最大化するにはどうしたらいいのかというのは、誰もが気になることでしょう。そのためには戦略を立てることが必要です。今回は、どんな戦略なら競合店に勝つことができるのか、3つの戦略を徹底解説します。

1.キーワードの選定で競合店に勝つ

広告を出すときに「整体」「腰痛」「肩こり」などのワンフレーズのビッグワードを使っていませんか?このようなビッグワードというのは競争が激しいだけではなく、ニーズの幅が広くなります。競争が激しいということはクリック単価も高いということですが、それだけではなく、あまり悩みが深くないお客様にまで反応してしまうのです。

ちょっとした肩こり程度の悩みが軽いようなお客様ばかりになると、クリック単価は高いのにリピートしてもらえない可能性があります。広告費がかさむ割には売上につながらないという状態に陥ってしまうので、このようなビッグワードは単体で出さないように注意しましょう。ビッグワードを出すなら、地域名などの他のワードと掛け合わせ、2語以上でキーワード設定をするのがポイント。マッチタイプは始めは「フレーズ一致」がおすすめです。

ただ、このようなビッグワードは他の競合店舗でも設定している可能性が大きいはず。クリック数は上がるかもしれませんが、これでは限られたお客さまを奪いあうだけです。効率から考えるとあまり攻めるべきワードではありません。

2.効率の良い症状選びで競合店に勝つ

競争が激しい「肩こり」「腰痛」などのワードではない方法2つ目は、症状です。どんな症状なら競合他社に勝てるかというと、実は「これ」という症状はありません。どんな症状なら効率が良いのかは店舗によっても違います。ここは、自分で探すしかありません。

おすすめは「20症状程度の広告を出してテストする」ことです。20症状を3ヶ月程度出してみると、どの症状でどれぐらいクリックされているのか、どのぐらいの広告費がかかるのか、またどれぐらい来店につながるのかというのが少しずつ見えてきます。理想的には6ヶ月ぐらいです。それぐらい見てみるとより顕著な差が表れてくるはずなので、選択もしやすくなるでしょう。集客率が高い症状が、言ってみれば「競合店に勝っている症状」です。

特に何もしていないにもかかわらず集客できているとしたら、それは市場でニーズが高かったわりには誰も集客してこなかった、いわゆる競争が少ないワードといえます。全国平均で集めやすい症状などが当てはまるかというと、そうとも限りません。競合店の状況、住んでいる人のニーズ、エリアの特性などによっても変わってくるので、やはりテストしてみるのがベストです。「〇〇の症状は集客できる」などという話が耳に入ってくることもあるかもしれませんが、そのまま鵜呑みにはしないほうが賢明です。

3.HPで強みをしっかりと打ち出して競合店に勝つ

以前は、HPがない、使いづらいなどの店舗もかなりあり、HP制作の基礎を抑えれば十分集客に勝算もありました。最近では、どこの治療院もHPを持っているのが当たり前になってきています。さらにデザイン・内容・クオリティなども高いのが当たり前という状況。おそらく違うのは値段だけと言っても過言ではないくらいです。これでは、お客さまは価格が安いほうへと流れていくのが自然でしょう。

実はここに問題があります。内容にあまり変わりがない2つのHPがあったとしましょう。1つは1,980円、もう片方は3,980円だとしたら、お客さまはどちらを選ぶでしょうか。内容に差がなければ安いほうに行くのが普通です。この場合は値段が安い方がリスクも低くなります。まずは安いほうから試してみようということになるでしょう。

値段には理由があります。高い値段には、そこに高い理由があるからです。値段が高いとしてもその理由をきちんとHPに打ち出すのが大切です。「安かろう、悪かろう」の店舗と、高くてもきちんとしている店舗とで差別化すること。「他店では扱っていない機器がある」「土日祝日でも営業している」「専門性の高い特殊な手技がある」など、なにかしらある独自性をHPにしっかりと表現することが、比較検討の際に競合他社に勝つためのもっとも大事な要素です。

強みがまったくなく、ただ広告をかけて来店したお客さまを施術するだけでは、お客さまもそこそこに価格競争にも巻き込まれて利益が上がらない、ということになりかねません。今一度、ご自身の店舗のHPで強みがしっかりと表現できているかどうかチェックしてみてください。万が一、強みがいまいちはっきりしないという場合はいったん立ち止まり、どんな強みなら打ち出せるのかを考える時間を取ってみましょう。今なら、ChatGPTを使って競合他社に勝てる強みを聞いてみるのもおすすめです。ヒントになる回答が出てくるかもしれませんよ。

まとめ

今回紹介した3つの戦略「ビッグワードの特性を理解する」「レッドオーシャンで戦わない」「広告の設定ではなくHPでの訴求」をぜひ覚えておきましょう。Google広告のCPAが上がってきているといわれていますが、努力が継続できるか、市場の変化に合わせて自分の考え方をアップデートできるか、の2つは勝敗をわけるポイントです。広告の設定も大事ですが、ぜひ「強み」という武器で競合店に勝てる戦略を立てていきましょう。

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